和歌山大学教育学部附属小学校
 

入学選考について

 平成30年度第1学年児童募集について,こちらのページをご覧ください。

平成30年度入学選考志願者数
11月17日(金)17:00現在 
  単式専願
コース
 複式併願
コース
 男子74 名23名
 女子68 名21 名

説明会 終了しました。
入学選考Ⅰ 終了しました。
 

保護者の方へ

警報発令時の臨休措置を改定しましたので,ご確認ください。
●家庭環境調査記入用紙(ワード版PDF版
 平成29年度用です。お手元にダウンロードした過年度のものを使用しないようにお願いいたします。
 

訪問者数

926170

お知らせ

 平成29年度より,『LIVE創REATOR』は,WEBでの発行となります。下のような計画で記事を掲載する予定ですので,ぜひご覧ください。

○発行月と主な記事
1月…ICT活用授業研究会を終えて・実践紹介
3月…副校長挨拶・実践紹介
 

LIVE創REATOR-WEB(らいぶつくりえいたー:うぇぶ)

LIVE創REATOR-WEB
12
2017/12/27new

ICT機器で問題を共有

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ICT機器を活用して浸食・運搬・堆積について学習する子どもたち
~Googleearthで問題を共有~
理科・5年担任:岩﨑 仁
 
 「流れる水の働き」の学習で現地へ見学に行ったのにも関わらず,子どもたちに観察する見通しを明確にもたせられず,つい教師が引っ張ってしまうことはないでしょうか。これでは形骸化した問題解決型の学習になってしまいます。
 そこで今回提案するのは,この単元におけるICT機器を活用した学習です。まず,Google Earthを活用して紀ノ川の観察をじっくり行います。子どもたちは,上流と下流を比較したり,川幅を比較したりしながらたくさんのことに気づき始めます。













 個人の気づき→全体交流を通し,子どもたちは問題を共有していきます。クラスで共有した問題は3つでした。

①下流と上流で太さが違う→速さの違いによって削られたのか上流と下流で流れはどうなっているのか?
② 白い砂は何か?どこからか運ばれてきた→なぜ内側にたまるのか外側の流れが速い内と外で流れは違うのか?
③ 川の中の陸はどうしてできた?削れた?積もった?実際に山を作って実験すればわかる川の中の陸はどうしてできたのか?


                         
 問題を共有した子どもたちは,主体的にモデル実験をすすめました。そこから堆積・運搬・浸食の科学概念を体験的に習得していく姿が見られました。浸食という言葉は簡単に子どもたちに伝えることができます。しかし,子どもたちが実際に「浸食」という科学的な言葉を用いて説明できるようになるためには,このような主体的な問題解決・具体的な体験が必要になってくると考えています。


22:21 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 実践・授業紹介
2017/12/20

「みんなみんなたいせつ」

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「みんな みんな たいせつ」
道徳科・1年生担任:田中千映

1.他教科と単元を組んで
 道徳科の授業の中で、道徳的判断力や心情が培われても、その学びが態度につなげることが難しいという課題があります。態度につながらないという理由の一つには、授業のねらいとする道徳的価値の理解はしているものの、いざ行動に移すとなると、他の道徳的価値も関わってくることがあげられます。例えば、バスの中でおばあさんが立っているのを見つけて、「席をかわってあげなければ。」と思っても、声をかけるのが恥ずかしいといったようなことです。
 そこで、道徳科を中心に他教科・他領域を関連させた単元を組み、からめて扱うことで、実践意欲や態度につなげることができると考えます。

2.単元「みんな みんな たいせつ」の取り組み
 2学期、子どもたちは、学校・学級に慣れ、友達と楽しそうに学校生活を送る姿が見られるようになりましたが、まだまだ自分本位の行動や言動により、友達に嫌な思いをさせてしまうこともあります。また、この時期の子どもたちは、「命を大事に」「命がなかったら・・・」とは言うのですが、「おいしくご飯が食べられること」「学校に来てみんなと学習や生活ができること」などは当たり前のことで、「生きているからこそできる」とまでは考えていません。
 この単元では、子どもたちが頭では分かっている「命が大事」を、家族の思いや動植物への愛おしさ、自分の存在やよさを考えることを通して、改めて考えさせたいと思いました。また、生命そのもののかけがえのなさに気づいていく中で、自分だけでなく他者も大事にしたいという心情が育ち、互いの存在を大事にし合うことができると考えました。

生活科「いきものとなかよし」



 学校にいる烏骨鶏を触ったり、烏骨鶏のお部屋の掃除をしたりしました。触ったことがない子どもたちがほとんどでしたが、すぐに抱けるようになりました。烏骨鶏が好きだと聞いた葉っぱの野菜を家からもってきたり、烏骨鶏の気持ちを考えて抱けるようにもなりました。「烏骨鶏の部屋はちょっとくさい。」と言いながらも、エサや水替え、フンの掃除も交代で頑張りました。


道徳科「ぼくのしろくま」
 「しろくま」が大好きな主人公の「ぼく」が、いつか「しろくま」を飼い、自分を助け、守ってほしいと願っています。ところが、ぼくが思い描いていた「しろくま」とは程遠い鼠のような痩せ細った子猫の世話をすることになりました。世話を通してぼくの気持ちに変化が見られる話です。
 子どもたちと「どうして僕の家の子猫にすることにしたのか」を中心に話し合いました。僕の家の子猫にしようとしたのは、「だんだんかわいくなってきた」「子猫がかわいそう」「子猫の気持ちを考えて」という意見が出ました。世話していると子猫を愛おしく思えてくる気持ちや命を大切にする気持ちなどを考えることができたように思います。
 考えたことや思ったことを書く学習では、自分の飼っている動物のことを重ね合わせながら書いている子もいました。

道徳科「ハムスターのあかちゃん」
 生まれたばかりでお乳を飲んでいる赤ちゃんを見ているお母さんの気持ちや、口にくわえて運んでいる時の気持ち、生まれて十日たった時の気持ちを考えました。
 お乳を飲んでいる時は、「元気になって」「早く大きくなって」「大事にするから」「いっぱい飲んで育って」「ちゃんと育って」「赤ちゃんはどんな気持ちかな?」「いっしょに遊ぼうね」などの赤ちゃんを思う気持ち。生まれて十日たった時は、「生んでよかった」「大きくなってうれしいな」「ちゃんと育ってよかった」「生まれてきてくれてよかった」などの喜びの気持ちがいっぱいでした。
 そして最後に、「みんなのお家の人も、今までみんなのことをどんな気持ちで育ててくれているのだろう。」と子どもたちに聞いてみると、「ハムスターのお母さんと同じ気もちちがう?」「生まれてきてくれて、ありがとうかな。」と、子どもたち。
 「みんなのお家の方がどんなに思っているのか手紙が届いています」と、一人一人にお家の方からのお手紙を渡しました。みんな手紙を食い入るように読んでいました。あまりに嬉しくて、涙を流している子もいました。

 この後も、道徳科「ぼくは小さくてしろい」「いのちがあってよかった」、生活科「ひろがれえがお」、国語科「ずうっとずっと大すきだよ」を関連させながら、進めていきます。生命そのもののかけがえのなさに気づいていく中で、自分だけでなく他者も大事にしたいという心情が育ち、互いの存在を大事にし合うことができる子どもたちに育てていきたいと思います。



20:24 | 投票する | 投票数(3) | コメント(0) | 実践・授業紹介
2017/12/15

マイディクショナリーで語彙力アップ!

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マイディクショナリーで語彙力アップ!
国語科・4年担任:宮脇 隼

 私が担任をしている学級では、図書の時間や朝の読書時間を利用して子どもたちの語彙を増やすための取り組みをしています。
 それが「マイディクショナリー」です。子どもたちには、一人一つずつ単語帳を与えます。そこに、読書をしていて意味がわからなかった言葉をどんどん書きためていきます。そして、その裏には言葉の意味を書きます。国語科で行う意味調べとは違い、読んでいる本が一人一人違うので子どもによってマイディクショナリーの中身は変わってきます。
 また、読書だけではなく「テレビを見ていたら…」「インターネットで知った」「家族が使っていた」など、マイディクショナリーに入れる「新語」はどんなものでも構いません。自分にとって、新たな出会いとなる言葉をどんどんためていきます。新語が一つ増えるごとに単語帳の紙も1枚増えていくので、自分の新語がどれだけ増えたのかが実感できるものになっています。
 現在、一番多くの新語を書き込んでいる子で単語帳5冊目になりました。
 この取り組みを始めてから子どもたちは辞書を引くことや、担任にわからない言葉の意味を聞くことが増えました。きっと、今までだったら読書をしていてわからない言葉があったとしても、なんとなく読んでいたり、読み飛ばしていたりしたかもしれません。そのように大まかな物語の流れを把握する読みもありますが、国語科でつけたい言葉に対する感性を磨くためには作者による言葉選びにこだわり、細かな表現に着目する読みをしてほしいと思っています。そのためにも「マイディクショナリー」は楽しみながら言葉に着目する子どもたちを増やす取り組みななったと思っています。

 最後に、クラスで行った活用方法と、子どもが編み出した活用方法を紹介したいと思います。
 一つ目は「新語」の交流です。コツコツためたマイディクショナリーの中から、これこそはというものを友だちに紹介するものです。左の写真は、自分が見つけた新語の中から友だちに紹介するものを選んでいる様子です。友だちの読んでいる本や、興味がある言葉に気づくきっかけになっています。
 二つ目は「インデックス」をつけることです。これは、教師からの働きかけで生まれたものではなく、ある子どもが自主的に始めたものです。単語帳だと、止めているリングを外すとカードをすぐにバラバラにすることができます。そんな単語帳だからこそできる楽しみ方だなと思い、子どもの発想の素晴らしさを感じました。
 今後も、子どもの語彙力を楽しみながらアップさせるために「マイディクショナリー」を使った実践を行なっていきたいと思います。

08:10 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 実践・授業紹介
2017/12/05

ものの温度と体積

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ものの温度と体積
~ICT活用授業研究会より~
理科・4年担任:馬場敦義

 本単元では,ものを温めたり冷やしたりしたときにおこる現象から問いをもち,自分たちで疑問を見つけ,予想をしながらものの体積と温度の関係について追究します。
 ねらいに迫るため,ICT機器を活用した授業をご紹介します。 

【本時の展開】
 こちらのPDFをご覧ください。

【授業の実際】
 本時は,水をあたためたり冷やしたりすることで,体積が変化するのかを調べていく授業です。前時において空気をあたためたり冷やしたりすると,ガラス管内のゼリーが変化することで体積が変化したことをわかっています。同様に,フラスコとガラス管付きゴム栓を使うことで,水もあたためたり冷やしたりすると,ガラス管内の水面が変化することをたしかめていきました。その際,タブレット端末で実験を動画撮影し,結果を交流するときに活用させるようにました。また,実験からわかったことをタブレット端末に書かせていくことで,グループ内の話し合いを活発になるようにしました。

【タブレット端末活用のポイント】
① 水を温める実験の様子をカメラ機能で撮影
 水を温める実験をする班が3つ,水を冷やす班が4つと自分たちが確かめていきたい実験が違っていました。そこで,それぞれの実験を動画に撮影をしていくことにしました。タブレット端末の動画撮影機能を使うと簡単に撮影をすることができ,後から振り返ることも容易にできました。


② 撮影した動画とともに実験結果を発表する
 子どもたちは温める実験と冷やす実験のどちらの実験の予想もしているので,自分が実験していない方の結果も気になっていました。そのため,他の班の実験動画に対しても関心が高かったのです。実験の結果は,A3の紙に班ごとに書かせてホワイトボードに貼らせました。このようにすることで結果がどのようになったのかが明確になるからです。その上で,動画で実験 を振り返っていくことで,あたかも自分も実験をしたように捉えることがで きていました。



③ 2つのチームの考えを集約する
 画面合体機能を活用し,まずは考えが書かれている2ずつの2つのチームのスライドを合体させます。その後,すぐに画面合体の解除を行いました。そうすることにより,1枚のスライドに2つのチームの考えが集約されます。あたためる実験をしたチームの2人とひやす実験をしたチームの2人がそれぞれの考えをまとめることになり,考えの比較を容易に行うことができました。


00:17 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 実践・授業紹介
2017/11/30

健やかな心と体を育む

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健やかな心と体を育む
~実感の伴う体験的な食育~
栄養教諭:神山求実

 食育では,子どもたちが「食べもの」「食文化」「正しい食習慣」のことをもっと知り,興味関心をもって食と自分を見つめ直し,主体的にかかわり実践していく力がつくようにと願っています。そのため,食育学習の取り組みでは,“五感活動”や“ほんまもん体験”を大切にした学習展開を実施しています。また,食事マナーや食事を通じた人間関係形成能力が身につくような指導を発達段階に応じて各学年系統立てた学習工夫を行っています。
 これらの学習場面では,より良い効果をあげるために,子どもたちに同じ「食」の場面と関連させることができる「給食」を生きた教材として活用しています。
 子どもたちが将来,保護者のもとを離れ生活をするようになったとき,自分自身の食生活や健康管理に正しい知識と判断力をもってかかわることができるよう,その基盤や素地を育んでいきたいと考えています。そして,子どもたちには,生涯に渡って役立つ食に関する正しい知識と望ましい食習慣が身についてほしいと願っています。

◯生活科・国語科と関連させた食育
 2年生「春の香りを感じとろう!“ふき”」
 給食献立の中に,教科と関連させたメニューを実施しています。2年生の国語の学習「ふきのとう」と関連させ,ふきを使用した「ふき入りまぜごはん」があります。
 4月,教室では「ふきの香り」が春の訪れを知らせてくれています。教室や子どもたちの手には,ほろ苦い春の匂いが漂っています。ふきを板ずりし,スジとりが始まりました。子どもたちからは「ふき」を初めて触り「大きな葉っぱだね」「すごく長いね」「食べるところはどこ?」など話します。不思議発見や「ふき」と「ふきのとう」の関連性などを探っていきました。
 子どもたちは,五感を生かしてふきの特徴などを身近に感じとります。春の独特な香りを感じたり,形や色の変化など見つけたり,肌で触れた触感に声をあげたり,友だちの新しい発見に耳を傾けたりします。

子どもたちのつぶやき
・わぁ~大きな葉っぱだ!
・長いスジをはがすことができよ!
・苦そうな匂いがするよ!
・この匂いなんだかわからないけど春って感じ!
・今日の給食に出るんだね!
・ふきのとうは、花のつぼみだね!

◯総合的な学習の時間・学級活動・図画工作と関連させた食育
 和歌山県の特産品である「梅・桃・柿」学習では,食材の特色や栄養などの話をしました。3年生では,先人が生み出した「知恵」「工夫」が詰まった“梅ジュース”をみんなで協力しながら作りました。子どもたちは,手間をかけることで保存食として梅が活用されることを体験できたようです。このような取り組みを通して,子どもたちが和歌山の食文化の伝承を受け継ぐきっかけとなってほしいです。




子どもたちの感想
・「うめ」は,とてもあまいにおいがしていました。「もも」のにおいと似ています。
・みんなで「おいしくな~れ!おいしくな~れ!」と声をかけながら,うめジュースをつくりました。暑くなったら,飲むことができるので楽しみです。
・うめは,梅干しに変身することができます。今日は,うめジュースに変身させました。

◯国語科・総合的な学習の時間と関連させた食育
 3年生が国語「すがたをかえる大豆」を学習します。変身していく大豆の様子を豆腐づくりの職人さんから学び,実際に美味しい豆腐づくりに挑戦しました。
 豆腐づくりの職人さんは,鍋から取り出した熱い“ご”を袋に入れて絞り始めます。絞っても絞ってもまだまだ白い液汁が出てきます。手の平が熱くて真っ赤に…。どんどんと絞り込みます。この白い液汁が,“豆乳”です。袋の中には,“おから”が包み込まれています。

子どもの感想
・豆腐づくりで難しかったところは,おからと豆乳を分けるところです。パサパサさせるといわれたけど力が何人でやっても無理で難しかった。
・にがりと豆乳をまぜるのがむずかしかったです。タイミングがよくわからなくて,でも,前田さんがいってくれたからできました。それがうれしかったです。

◯社会・総合学習と関連させた食育
 4年生は、筆のような形をした「みょうたん」という品種の渋柿を使用して「つるし柿づくり」をしました。授業中に子どもたちに「渋い柿って・・・“渋い”ってどんな感じ?」と質問すると,なかなか言葉で表現し難いものでした。「苦い」と「渋い」の味覚の違いが曖昧な発言となっている様子です。そこで,実際に渋柿を食べてみることに・・・さて,どの子も目を細めて「へぇ~これなに!」「口の中、ガサガサ!」「だ液がなくなったよ!」「こんなのはじめて!」と驚きの声を上げていました。

 11月、和歌山県の伊都地方四郷の里では,「つるし柿・串柿づくり」で多忙な時季です。農家さんの軒は,一面オレンジ色のカーテンをひいたかのような風景となります。私たちの作った“つるし柿”も,冬の寒風と柔らかな日ざしを浴びて「甘い柿」に変身していきます。「つるし柿,早く甘くな~れ!」

 

◯生活科と関連させた食育
 「どうして,給食には毎日牛乳がついているの?」と疑問に思う子どもち…。ゲストティーチャー(牛乳協会)さんのお話を聞き,“牛乳パワー”について新たなる発見や問題解決の糸口を見つけることができました。
 子どもたちは,牛乳とクリームが入った容器を腕が疲れるくらいしっかりとよく振りました。そして耳を澄ませ,「ピチャピチャ」「コロコロ」という音の変化を聞きとりながら,バターミルクとバターづくりを体験しました。


子どもの感想
・牛乳の勉強をして,ビタミンは少ないけど,カルシウムは多いと初めて知りました。
・牛乳はカルシウムが多い。牛乳を飲むことで手の骨も出来ていきます。
・家でバターをよく使うので,家でも作ってみたいです。

10:37 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 実践・授業紹介
2017/11/29

おいしい秋カレー

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おいしい秋カレー
~秋探しから、おいしい秋カレー作りへ~
生活科・1年担任:上田恵

○9月になって見つかる虫が変わってきた!
 2学期になってすぐ,秋探しを始めました。まだ暑い中でしたが,7月にはたくさんいたチョウやバッタの数が減り,大きくなったカマキリやコオロギが増えてきたこと,イチョウの木の下にギンナンが落ちていること,アゲハが集まっていた“アゲハの木”に花がなくなり実になってしまったので,アゲハが集まらなくなったことなどを見つけました。
 また,家でのくらしを振り返ると,寝ている時に夏は布団を蹴っていたけど,今は朝までかぶっていることや,そうめんなどの冷たい食事が減ってきたこと,長袖を着ることがあることなどにも気がつきました。

○季節と食
 夏とは違う食事・・・。料理も違うけど,秋においしい食べ物があるはずだと,近所のスーパー2軒に出かけ,秋の味覚探しをしました。
 スーパーには,秋の果物や野菜だけでなく,それらを材料にしたお菓子のコーナーや,鍋つゆ,カレー,シチューコーナーなどもありました。見つけた「秋の味覚」を画用紙に描く作業の熱心なこと。予定時間をどんどん超えていきます。
 「いっそ,紙粘土で作ってみる?」「やったー!」色や形,長さ,触った感じなどにこだわって作りました。

○おいしい秋カレープロジェクト
 畑のサツマイモも気になる子どもたちは,秋の食材を使って何か料理がしたいと考えるようになりました。
 みんなが最も「作りたい」「食べたい」と思ったのはカレーです。おいしい秋カレーを作ろうプロジェクトの始まりです。
 4人組で,「おいしい秋カレー」を考えました。

 はじめの話し合いでは,果物ばかり 何もかも入れている 隠し味だけ・・・と,なかなかまとまりませんでした。そこで,「おいしい秋カレー」のポイントを確かめました。
 ・そのまま食べた方がおいしいもの
 ・カレーに入れるとおいしくなりそうなもの
 ・他の料理の方が合いそうなもの
 ・「おいしい秋」がテーマ 秋の食材!
 ・隠し味でオリジナル
 ・考えたカレーには名前を付けよう

○めざせ 投票一位
「投票で一位になったグループのおいしい秋カレーをみんなで作ろう!」
 そうして,8グループ8種類のカレーが出そろいました。そして投票。
 一位は決まりましたが,「では,そのカレーをみんなで作りましょう」と言うと,どようんとした空気が・・・ 「え? そうなん・・・」
 自分たちで考えたカレーには愛着があり,諦め切れない様子。「自分らの作りたかったあ!」の声に,8グループがそれぞれグループ毎のカレーを作ることになりました。

○おいしい? うん。やったー! ガッツポーズ
 カレー作りの日,保護者の方の生活科ボランティアさんに各グループについていただき,8グループ分のカレーができました。
 別のグループの味見タイムに,味見をした友だちが「おいしい」というと,「よっしゃあ!」とガッツポーズする子どもたち,自信たっぷりでした。
 保護者ボランティアさんたちも,それぞれ味見をされたそうで,感想を伺うと,「8グループとも全く味が違って驚いた。同じルウで作ってるとは思えない。」「サンマの味噌煮缶入りは,コクがあってとてもおいしかった。」「いつも同じような食材で作ってるけど,いろいろやってみようと思う。」

○季節とくらし
 今回は,秋の食材と食事の学習をしました。日本には四季があり,季節にあわせた暮らし方が日本の文化を作っています。季節に合わせた暮らしに注目した学習を続けたいと思います。


21:18 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 実践・授業紹介
2017/11/10

“線”の表情を感じよう

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“線”の表情を感じよう
~身体の動きが生み出す線~
図画工作科・5年担任:西原有香莉

 学年が上がるにつれて,図工の時間が苦手という子どもが出てくることがあります。そんな子どもたちの根底には,「見たものを,そっくりに描きたい。」という意識や,「絵が上手=写実的表現が巧みである」といった,意識があるのではないかと考えます。しかし,図工は,自分なりの表現を生み出すことを楽しむ時間です。写真のような絵を描いたり,あるものそっくりの工作をつくったりすることだけではなく,表現活動自体を楽しめるような図工の時間にしたいと思い,以下のような題材に取り組んでみました。

(1)“線”を描こう
 普段から,線を使って字や記号を書いています。しかし,そのような“線”が,描き方1つで実は様々な表情を見せることがあります。そこで,今回は“線”が生み出す表現の世界を体験する題材に取り組みました。
 描画材は,毛筆用の筆と墨を使い,時間を制限して一筆で線を描くことに取り組みました。
 まずは2秒。紙の上で急いで筆を走らせ,描き出した線は,ところどころ切れたりかすれたりしていました。
 次は15秒。ゆっくり描いた線は,太く,どっしりとしていました。
同児童による作品(左:2秒,右:15秒)

 「速くかいた方は勢いがあるけど,ゆっくりかいた方は太くて線がゆれている」や「速くかいた方が忙しい感じがする」といったように線の見せる表情が全く違うことに気づいていました。

(2)自分なりの“線”を描いてみよう!
 線が様々な表情を見せることを知った子どもたち。次は,自分なりの描きたい線を目指し,活動に取り組みました。手首をかえして線に動きを出したり,筆を浮かしてとにかく細い線を描くことにこだわったり,多様な子どもたちの活動の姿が見られました。
 その後,描き出した線に,オノマトペで「〇〇な線」と名付ける活動をしました。この時,自分の線だけでなく互いの線を見合い,名付け合うこともしました。そうすると,同じ線を見ていても全く違うオノマトペがでることがあり,それぞれがもつ感覚の違いに驚いている姿も見られました。また,「線だけなのにかっこいい」という感想をもつ子どもがいたことから,線のもつ表現性を感じ取っていることを実感しました。

 子どもたちが,自分の表現の価値に気づいて活動に自信をもったり,自分なりの表現を生み出していく楽しさを味わったりできる図画工作科の時間をつくっていきたいと思います。

22:32 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 実践・授業紹介
2017/10/26

誰もが学びあえる教室

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誰もが学びあえる教室
~算数的な活動を通して~
算数科・複式低学年担任:川村繁博

1.誰もが学びあえる教室
 子どもたち誰しも自分の思いをもち,話したい・聞いてほしいという思いに満ちあふれています。しかし,教室の中では,その気持ちとは裏腹に「話したい,でも…。」という葛藤の中で,自分の思いを表現することに戸惑いながら過ごすも子どもたちもいるではないでしょうか。
 他者によって導かれた解法をなぞるだけの授業ほど退屈なものはありません。また,その学びから思考の高まりを期待することは難しいのではないでしょうか。子どもたちが主体的に学び,自己との対話や他者との対話を通し,1時間の学びの中で自己の高まりや学ぶことの喜びを感じることのできる授業を目指したいと考えています。
 子どもたちが自分自身の課題や考えをもち,必要性や必然性の中から疑問を抱いたときに能動的な学びが始まります。それらの課題や思考に対して新たな思考が加わったとき課題意識は深化します。また,自分の考えを表現できたときに学ぶことの喜びを感じることができます。
 子どもたちが授業の中で自己肯定感をもち,ありのままの自分を素直に表現し,伝え合い学び合う子どもたちの姿を実現するために,数学的な思考力を育む算数科指導の在り方を考えていきたいと思っています。

2.できるから分かる学びへ
 「答えは分かるけど,説明はできない。」
 授業の中で,聞かれる子どもたちの声です。先行学習の進む子どもたちにもよく見られる姿です。「分かる」ではなく「答えが出せる」という表現が当てはまるのではないでしょうか。子どもたちが本当に課題を把握し,その意味を理解していればこの言葉は聞かれることはないでしょう。
 では,その要因は何でしょう。それは,子どもたちにその課題に迫る必要性や必然性がないからだと考えます。「解を求めるだけの授業」を繰り返していては,そこから逃れることはできません。子どもたちの知りたいという欲求にせまり,課題に目的をもたせることが重要なのです。
 子どもたちの日常生活に密接に結びついた課題であり,知りたいという知的好奇心を揺さぶり,子どもたちの中に必要性や必然性が生まれたとき,初めて主体的な学びへと向かうのではないでしょうか。

3.低学年時における複式教育の学び
 子どもたちはもともと柔軟な思考力の素地をもっています。しかし,低学年時における子どもたちは,まだ,自分の思考を表現する術を十分にはもち合わせていません。言葉による表現がまだ十分に育っていない1年生には,互いの考えを共有し理解していくことは困難な場面がよく見られます。自分の考えをもっていてもそれらを表現する術がなければ,互いの考えを理解しながら話し合うことはできません。学び合う姿を実現するためには,教室にいる全ての子どもたちが課題を的確に捉え,互いの考えを伝えあい共有することが必要不可欠であると考えています。
 視覚的にとらえることのできる具体物や絵図は,課題場面をつかませ,共有化を図ることにおいても有効なものです。また,子どもたちが思考場面を再現したり,手に触れ操作したりすることによって思考を確立することに適した材料だと言えるでしょう。この有効性を活かし,複式学級における子どもたちの主体的な学びにつなげたいと考えています。

4.2017教育研究発表会では…
 第1学年「おおいほう すくないほう」では,加法や減法の学習を踏まえて「あわせて」「ふえると」「のこりは」「ちがいは」という言葉だけに依存せず,加法や減法となる根拠を,図や具体物を用いて説明する過程を重視したいと考えています。さらに,加法や減法が用いられる場合を一般化し,加法や減法の意味理解を図ります。
 第2学年「分数」では,簡単な分数をつくったり,比べたりする活動を通して分数の意味理解を深めることにより,分数の素地的な学習を展開します。具体的な活動を行うことで分割分数を捉えることにより,後に学習する量分数との違いに気付き,分数が用いられる場面を捉えられることを目指します。

23:40 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 実践・授業紹介
2017/09/30

My(マエ) Way(ウエ) ジャンプ!

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「走・跳の運動(跳びっこ運動)」
~My(マエ) Way(ウエ) ジャンプ!~
体育科・3年生担任:則藤一起
 

 中学年の走・跳の運動では,低学年の走・跳の運動遊びの学習を踏まえ,運動の楽しさや喜びに触れます。その行い方を知るとともに,かけっこ・リレー,小型ハードル走,幅跳び,高跳びなどの基本的な動きや技能を身に付けるようにし,高学年の陸上運動の学習につなげていくことが求められます。本単元では,「跳」の運動に重点を置き,3年生の1学期でまだまだ幼さも残るこの時期に,色々な場を用意し,「前へ上へ」と様々な跳び方を楽しませたいと考えました。跳の運動遊びに近いですが,跳ぶ動き自体の楽しさや心地よさを大切にしながら,意欲的に取り組むことができるようにした実践です。


(1)場の動き

①ケンパーリングジャンプ

「リングに合わせジャンプ!」


②小さな島わたりジャンプ

「島から島へと落ちないようにジャンプ!」


③ゴムとびジャンプ

「上に高くジャンプ!」


④島わたりジャンプ

「大きな島にしっかり跳び移る!」


⑤跳び箱ジャンプ

「ゴムよりもっと上にジャンプ!!」


⑥ペットボトルジャンプ

「ペットボトルをえいっ!」


(2)子どものカードより

・助走をつけても,跳ぶときに止まったら意味がない。

・ゴムを右足から入るといけた。

・跳んで何度も島から島へ行くのをがんばりました。

・ペットボトルのところ:真下でジャンプするとできなくて,Aくんのように走ってするとできた。

・ゴム跳びで8の字みたいに片足で跳んだらやりやすい。

・得意な踏み切り足がある。

・ゴム跳びで8の字みたいにしてもできなかったから,跳ぶときに足をお腹につける。

・ふみつぶすようにとんだらいったん止まってしまうから,飛行機が飛ぶようにいけばいい。

 体の動かし方について,様々な言葉が出てきました。それらを共有させるために,壁面に掲示しました。また後半は,ミッションを考えて取り組みました。











・黄色ブロックで飛び越えて,ピタッと着地することができた。

・ゴム跳びでちょっと近くから走っても跳べるようになりました。

・オレンジボックスでBくんが言ってた近くから走って跳ぶに挑戦しました。


 後半は,着地のことや助走の仕方について考えた子の言葉をもとに,取り組みました。


 どの子も「前へ上へ」とたくさんジャンプし,楽しみながらそれぞれの場で活動しました。子どもの言葉から動きを示すことで,「私もやってみよう」と,次時につなげながら取り組むことができました。


21:42 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 実践・授業紹介
2017/09/30

子どもアクションプランでごみ減量!

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子どもアクションプランでごみ減量!
社会科・4年生担任:中山和幸

 「社会科では,よりよい社会をつくる担い手を育てたい。」私はこのような願いをもって社会科の学習づくりに臨んでいます。
 よりよい社会をつくる担い手を育てるために,重要な力とは一体何でしょうか。そして,そのような力を育むことができる学習とは一体どのようなものなのでしょうか。
 私は,その答えとして「社会を考察する力」と「よりよい社会を構想する力」を挙げたいと思います。また,それらの力を育てるためには,「社会的事象を考察する学習過程からよりよい社会の構想へとつながる学習過程」を意識した単元づくりが必要だと考えます。今回は,その「社会的事象を考察する過程からよりよい社会の構想へと移行していく学習過程」に焦点をあてた実践を紹介します。

(1)社会的事象を考察する学習過程
 地域のリサイクル業者やクリーンセンターの見学(右写真)を通して,子どもたちは,ごみの処理にかかわる人々の様々な工夫や努力を目の当たりにしました。また,調査活動を行う中でパッカー車によるごみの回収が計画的に行われていることなども知りました。そのような子どもたちが次に目を向けたのは,和歌山市の環境部の方々の取り組みでした。
 そこで和歌山市環境部の方に出前授業(右写真下)に来ていただき,お話を聞く中で子どもたちは次のようなことを知りました。
 ①和歌山市では全国平均に比べて,一人あたりのごみ排出量が多いことが問題となっており,平成22年度から平成32年度の10年間で約30%のごみの減量を目標にしていること。
 ②その目標を達成するために「和歌山市ごみ減量アクションプラン」をつくったこと。
 ③前半の5年間で一人あたり120gのごみの減量に成功しており,後半の5年間で一人あたりさらに180gのごみの減量をする必要があること。
 ④家庭から出るごみの約47%が生ごみであるということ。
 ⑤ごみが増え続けると,大阪の埋め立て地がいっぱいになり,困ること。
 
 そこで,子どもたちが抱いた思いが次のようなものでした。

 埋め立て地がいっぱいになったら、どうしよう。ぼくたちもごみを減らすことに協力したいな。

 このような思いを出発点として,その後の話し合いで決定したことが,ごみ減量子どもアクションプランをつくって、実践することでした。

 このように子どもたちは,和歌山市のごみの現状や和歌山市の取り組みといった「社会的事象」を「考察」する中で,現在,和歌山市が直面している現実の問題を見出し,「その問題を解決するために自分たちにできることを考える」という「よりよい社会を構想する」ことを主とした学習過程に入っていきました。

(2)よりよい社会を構想する学習過程
①ごみ減量子どもアクションプランをつくろう。
 子どもたちは,「問題の解決のために自分たちができること」の一つの答えとして,「ごみ減量子どもアクションプラン」をつくることにしました。
 話し合いを通して,次のようなアクションプランをつくりました。

 ≪ごみ減量子どもアクションプラン≫
①マイ○○作戦(リデュース)
 ・マイバッグ,マイはしなど,マイ○○を使ってごみを減らそう!
②生ごみを減量作戦(リデュース)
 ・食べ物を買うときは必要な分だけ買おう!
 ・賞味期限・消費期限をチェックしよう!
(食べ残し,買ったけれども使わないまま捨ててしまう食べ物がごみの量が増える大きな原因です。)
 ・ものは,こわれないように長く大切に使おう。
③捨てるの待って作戦(リユース)
 ・こわれたものでも修理して使えるものは使おう。
 ・自分が使わなくなったものでもバザーやフリーマーケットに出したり,リサイクルショップに持って行ったりすると,他の人が使えるかも。
④ごみ分別作戦(リサイクル)
・ごみを分別して捨てよう!ペットボトル,ビン,カンは中を洗って捨てよう!
 (ごみの分別が,ごみのリサイクルにつながります。ペットボトル,ビン,カンの中に残っているものがくさるとすごいにおいがするので,中を洗って捨てよう。)
 ・エコマーク,Rマークがついているものを選んで使おう。
 (リサイクルされた製品を使うと,環境にやさしいよ。)


②子どもアクションプランを和歌山市報にのせてもらって広報しよう。
 続いて,自分たちで考えた「子どもアクションプラン」をできるだけたくさんの人に伝えるにはどのような方法があるか考えました。
 ポスターをはる,家の人に伝える,アクションプランPR動画をつくるなど,たくさんの意見が出ましたが,和歌山市報に自分たちの取り組みをのせてもらうことで,たくさんの人たちに知ってもらえるのではないかという意見に多くの子どもが賛成し,和歌山市環境部の方にお願いして,和歌山市報に自分たちの取り組みをのせてもらうことにしました。
 平成29年度2月号の和歌山市報「りりくる通信」に取り組みをのせてもらうことに決まっています。

③単元のその後
 「社会的事象を考察する学習過程からよりよい社会の構想へとつながる学習過程」を経て,自分たちが考えたごみ減量子どもアクションプランを和歌山市民に広報するというかたちで単元を終えた子どもたちでしたが,子どもたちのアクションプランは,単元後も続いています。ごみの内訳として「生ごみ」が多いことを知っている子どもたちの中には,毎日のように給食時間に「食べ残しをしないようにしよう」ということを呼びかける子どもがいます。
 また,学校内にコンポストを設置することで,「生ごみ」を堆肥にして,再利用できるようにしようと計画している子どももいます。
 さらには,「紙ごみが多いことを何とかしたい」と考え,単元後も「各クラスに紙の回収箱を設置する計画」をしている子もいます。
 このような姿は社会科の授業内に留まらず,「社会的事象を考察し,よりよい社会を構想すること」を実生活の中で行っている姿といえると思います。このように,実社会で生かすことができる資質・能力及び態度を身につけさせることができるような学習をこれからも実現できるようにしたいと考えています。

21:27 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0) | 実践・授業紹介
2017/09/06

教育研究発表会2017授業PR

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 10月28日(土)に開催予定の,教育研究2017では,22本の公開授業をご覧いただこうと準備しております。
 各公開授業のPRをこちら(PDF)からご覧いただけます。参観の際の参考にご利用ください。
20:01 | 投票する | 投票数(3) | コメント(0) | 研究会のご案内
2017/07/15

ここはぼくらの研究室!

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ここはぼくらの研究室!
~学習の場を少し工夫して~
理科&生活科・2年生担任:中西 大

 みなさんが子どもの頃,秘密基地を作って遊んだ思い出はありませんか。私がこれまで担任した子どもたちにも,校庭に秘密基地を作ったり,自分だけの隠れ家を作ったりして遊んでいる様子が見られます。そんな,自分たちだけの特別な“場”が,学習に向かう意欲につながると考えて取り組んだ実践を紹介します。

 特別な場と言うと,何かで囲ったり,あれこれと学習環境を整えたりするなど,手間がかかるイメージがあります。しかし,これまで取り組んできた場は,全て小さなテーブルを置いただけです。学校の多目的室や倉庫に眠っている小さなテーブルを教室の片隅に置き,そこを研究室のようにして子どもたちに活用させたのです。テーブルを研究室に変身させた取り組みの概要を以下に示します。

①規格
子ども同士で,休み時間に遊びの打ち合わせをする時の距離感に注目し,話し合いがしやすい人数(3~6人)が囲める大きさにしました。手を出せばジャンケンがすぐにでき,隣の友だちとの隙間もほとんどありません。この狭さが,秘密基地にもある「自分たちの限られた空間」を演出すると考えています。下の写真のような大きさです。
・高さが30cmや70cmのテーブルを用いました。ノートをとりやすいように,適度の高さが必要です。下の写真は,70cmのテーブルを用い,立って実験ができるようにしたものです。


②ネーミング
「ラボ」→理科において実験専用スペースとして活用した時の名称です。ラボに親しみをもたせるため,子どもたちに「○○ラボ」と名前をつけさせてもいいと思います。下の写真では,子どもたちが「ポジティブラボ」と名前をつけて立看板を製作しています。
「ファクトリー」→生活科で,おもちゃ作りをした時の名称で,ここから様々なおもちゃが生み出されるのだというイメージをもたせました。製作に必要な材料・ボンド・テープ・用具・道具がカゴの中にそろえてあります。使えるものがそこにある工場や工作所のような雰囲気が楽しさを増します。
「研究室」→生活科や理科で,話し合いをしたり,試作をしたりする場合の総称として採用しました。
「コミュニケーションテーブル」→教科にかかわらず,グループで話し合いをする場とした時の名称です。6人いてもこの距離感で話し合います。

③人物設定
・子どもたちを「○○博士」「△△研究員」と呼ぶことで,上記②のネーミングに沿った役割をイメージして活動できるようにしました。ラボでは,博士が実験をしているイメージです。

④学習活動
・具体物,教材や実験器具などを配置し,普段の学習机ではできないダイナミックな活動ができます。そして,全体での話し合い,結果報告,考察や発表などは,いつもの学習机で行うことで,それぞれの活動に区切りがつき,いつまでも何かを触りながら…などのようなことを自然と避けることができます。写真は,コミュニケーションテーブルでの活動を終え,全体で考えている様子です。
・単元を貫いて使用するため,特に片付けなどを指示せず,休み時間でも教材に触れられるようにしました。授業以外の時間にも子どもたちの学びが継続すると考えたからです。

【生活科・おもちゃづくり】
 設計図をかく活動をコミュニケーションテーブルで行いました。
 
 子どもたちがとても楽しそうに語り合っている様子がうかがえます。一人で考えていると,どんなものを作ろうかと悩んだり,迷ったりしますが,友だちの設計図を目の前にすることで,そこには,ヒントだけではなく安心感があるのではないかと考えました。

【理科・ものの溶け方】
 理科では,実験に時間がかかるものもあり,ずっと観察を続けたいと考える子どももいます。ラボの設置により,授業時間のみならず,休み時間でも活動を継続することができます。写真のように,休み時間も丁寧に観察や実験を続ける姿が見られました。


【アンケートより】
 子どもたちに,これら特別な場についてのアンケートをとったところ,以下のような回答が得られました。
・教科書やノートを片付けなくていいので,実験がしやすかった。
・ラボだったら,いつでも実験できるから嬉しい。
・いつでも実験できるから,説明(授業中に追加実験をしたり,再現実験をしたりできるという意味で)しやすい。
・友だちがしている実験をすぐに見られるし,一緒にするときでも違いがよくわかった。

 みなさんも,特別な“場”を準備されてはいかがですか?

22:07 | 投票する | 投票数(3) | コメント(0) | 実践・授業紹介
2017/07/15

「副教材との重ね読み」と「主人公へのインタビュー活動」

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「副教材との重ね読み」と「主人公へのインタビュー活動」

国語科・3年生担任:湯浅明菜
 
 主教材は「もうすぐ雨に」(光村図書 三上)。本作品では、主人公が、読者と同じく普通の生活を送っていて、何かのきっかけにより不思議な体験をするというファンタジー作品です。3年生の子どもたちが、物語の世界に入って楽しみ、ファンタジー独自の楽しさを味わうことができるようにしようと考えました。

(1)副教材との重ね読み
 今回の実践では、主教材「もうすぐ雨に」のほかに、副教材として「めっきらもっきらどおんどん」を選びました。
 子どもたちが2作品を読んで話し合ったことは、①動物と話せたことと、かんたがあなにすいこまれておばけと遊んだことが、どちらも魔法みたい。②かえるを助けると不思議なことが起こったことと、おばけが主人公の歌を気に入ったら不思議な所に行ったこと。③最後に、チリンと鳴らなくなったことと、歌を思い出せなくなったこと。そして、ふしぎなことが、もう起きなくなった。
 2つの作品の読みやすさや共通点から、「もうすぐ雨に」だけでは気づきにくかったこと(現実、非現実、現実という作品構成、不思議の世界にいく合図や合言葉があることなど)に、子どもたちは自然と気づくことができました。

…どちらも非現実の世界へ入った際の合図

(2)「主人公にインタビューしよう」
 ~場面の移り変わりを考えたり主人公に寄り添ったりして読む~
 人物の視点に立って読めるようにする手立てとして、作品に対する問い方を工夫することが考えられます。
 本実践では、主人公にインタビューをするという学習活動を行いました。ストーリー中の主人公にインタビューをすることで、その場面の様子をとらえ、それ以前の場面とのつながりを考える姿が見られます。
 子どもたちは質問を考えながら、実は「主人公はこう答えるだろう」と自分なりの答えを考えていました。教材文を読みながら自問自答している姿がありました。
 「もうすぐ雨に」では、主人公は動物の声が聞こえるようになりますが、そのときにはいつもチリンという音が鳴ります。1回、2回、3回と起きる度に、主人公は、だんだんと自分に起きている不思議なことに気がついていきます。子どもたちのインタビューによって、最初のチリンを聞いたときと、最後のチリンを聞いたときには、主人公の受け止め方が変わってきているということについて話し合うことができました。

 子どもたちが、楽しみながら読む内に自然と気づいたり、「どう書いていたかな」と問いをもって読み返してみたりする姿が見られる授業づくりに今後も取り組んでいきます。

21:09 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0) | 実践・授業紹介
2017/07/14

図や表に積極的に表わそうとする子どもたち

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図や表に積極的に表わそうとする子どもたち
~単元末評価テストでも図表に表す力を評価する~

算数科・5年担任:小谷 祐二郎


 このような声をよく聞きます。どうして、子どもたちは図に表そうとしないのでしょうか。様々な要因が考えられますが、その1つに「図に表す力を評価されていない」と思っていることが関係しているように思います。

 多くの先生方が、図表に表す過程を大切に取り上げ、丁寧に授業されていると思います。しかし、単元末に行う評価テストはどうでしょう。業者作成テストを採用している学校も多いと思いますが、残念ながらそのテストには図表に表す設問があまりありません。単元の学習の最後に行う評価テストは、子どもにとって最も分かりやすい評価の1つです。そして、そのテストでよい点数をとることを目標にしている子どもがたくさんいます。保護者もテストの点数で子どもの理解度を判断している人が多いです。私も保護者という立場になると、単元末テストの点数で息子の理解度をチェックしてしまいます。
 評価が単元末テストにあると思っている子どもにとって、業者作成テストでは、図や表に表すことよりも、正しく計算する技能の方が大切だと感じてしまいます。だから、授業の中で「図に表してみよう」といくら声をかけても、どうも図をかくことに積極的になれないのかもしれないと思うのです。そこで、図にかく力も単元末テストで評価してみようというのが、今回の試みです。

 日々の授業づくりに加え、多くの業務をこなしているところに新たな仕事を増やすことはしたくありません。そこで、テストの文章題を解く時に図に表すと、それも点数になることを伝えます。こうすれば、新たに問題を作る必要はなく、図をかくための解答用紙さえ渡せば取り組むことができます。コピー用紙1枚でもOKだと思います。

 今回、私は「小数のかけ算」の単元末テストにおいて、授業で主に共有してきた「4マス関係表」「関係図」「数直線」「線分図」が1つかけると5点加点することをえ、取り組ませました。1問につき、4つの図がかけ、それが4問(テストでは5問の文章題中4問が図に表すことができる設問であった)あるので、すべてに答えると、80点の加点となります。以下は、子どもたちの答案です。(クリックで拡大)


 授業で何度もかいてきた図を、テストでもかけるか取り組ませることで、子どもの図に対する関わり方が変わってくるように思います。

23:25 | 投票する | 投票数(2) | コメント(0) | 実践・授業紹介
2017/07/14

学校改革~15人全員がイノベーター~

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学校改革
~15人全員がイノベーター~

総合的な学習の時間・高学年複式学級担任:矢出大介

 今年度の高学年複式学級は,総合的な学習の時間に「15人がイノベーターになり,学校改革をすること」を目標にしています。
 この取り組みは,公益財団法人日立財団と協力しています。

【ねらい】

 主体的・協同的な学びを通して,理工系人材の資質・能力である「創造性・探究心・主体性・チャレンジ精神・問題発見・課題解決力」の育成を目指します。

【活動の流れ】
1.学校を改革するイノベーターになるためにスキルトレーニング
 ①ストレッチプログラム…観察力・発想力を発揮できるための準備をする。
 ②イノベーターのプロと出会い…問題に気づき解決するためにどうすべきかを聞く。
 ③スキルトレーニング…(1仮説を立てる力・2仮説を確かめる力・3問題を発見する力・4深く考えて決める力・5収集した情報を深く分析し,新しくつくりだす力)
 ④まとめ

2.学校改革案の計画書作成・提出
 ①課題設定
 ②情報収集
 ③情報整理分析
 ④企画書作成
 ⑤中間発表日立社員への相談会
 ⑥企画書再考
 ⑦日立社員への最終報告
 ⑧校長先生に学校改革案を提出

3.計画案の実践
 ①学校全体に計画案を伝える
 ②実際に活動する

【大切にしていること】
 ①子どもたちが学校改革をするために必要な資質・能力を共有化していくことです。そして,今の自分はどこまでできているのかや,自分のめざすべき姿を確認しながら活動します。そのため,教室には「イノベーターになるために必要な資質・能力表」を掲示しています。(クリックで拡大)
 ②自分たちがイノベーターになって本気で学校改革をしようとすれば実現することを実感します。
 ③学校改革のために活動することを通して,自分とはどのような人間なのかを認識します。

 この活動を通して,仲間と共に目標に向かって努力することの大切さ,自己の成長を感じることを願っています。

20:49 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0) | 実践・授業紹介
2017/07/13

いろいろな音のひびきを味わおう

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いろいろな音のひびきを味わおう(5年生)
~打楽器でリズムアンサンブルづくり~
音楽科専科:内垣 美佳

 子どもたちは,打楽器が大好きです。振る・こする・打つなどの演奏方法で簡単に音が出て,種類もたくさんあるからでしょう。本題材は,教科書(「小学生の音楽5」教育芸術社)に掲載されているリズムアンサンブルづくりの実践です。音楽づくりの学習では,思考力・判断力・表現力をたくさん使います。曲が完成されるまでの過程がとても大事です。今回は,「打楽器の音色の良さや違いを言葉で伝え合う」ということを軸にしながら学習を進めました。
打楽器を使う時には,学習環境を整えることも大切です。
皮・木・金属の楽器ごとに並べています。

 その楽器どんな音がするの?合わせるとどんな音?
①わたしの楽器はこんな音がするよ!~音色カードを使って~
 子どもたちは,自分が演奏するリズムに合った楽器を選びます。いつもなら,この後すぐにグループでリズムを変えて,音楽の仕組み(反復や呼びかけと答えなど)を使って音楽をつくって…という流れになるのですが,今回は,まず打楽器の音色の面白さ,多様性に気付かせることにしました。
 自分の楽器をいろいろな奏法で鳴らして,どんな音がするかをじっくりと聴き,感じたことなどを音色カードに書き込みました。
(記入例)


②3つの音が重なり合うとこんな音がするよ!
 3人グループになって活動します。子どもたちは,上記のように,それぞれのリズムに合う楽器を上手に選びますが,「どうしてその3つの楽器の組み合わせにしたの?」と問うと,「なんとなくいいと思ったから」という答えも・・・。そこで,3つの楽器の音が重なり合うとどんな音がするかを書き出すことにしました。
(記入例)
●「小さいおまつりのような音」(カスタネット+すず+クラベス)
●「サーカスできこえる音みたい」(カホン+クラベス+ウッドブロック)
●「3種類の楽器(金属・皮・木)がそろっていて聴きやすい!」(タンブリン+トライアングル+ウッドブロック)
●「のんびりした感じ」(ウッドブロック+カスタネット+トライアングル+クラベス)

 打楽器は,演奏方法によっても音色が変わってきます。グループで決めた楽器を使って,教科書に載っているリズムアンサンブル曲を演奏し,聴き合いました。タンブリン+トライアングル+クラベスで演奏したグループがありました。そのグループの演奏を聴いていた子どもたちからは,「音は暗い感じがしたけど,一番楽しかった」「トライアングルがリズム3(※1)になるのは珍しい」「トライアングルは手で持ってあまり響かないようにしていた」などの感想が出されました。また,「お通夜みたいな感じがした」というつぶやきも。クラベスの音がまるで木魚のようにきこえたのかもしれません。
※1:リズム3

 自分のグループのリズムアンサンブル曲をつくろう!
 打楽器の音色をたっぷりと味わった後は,グループで自分たちの打楽器の音色を生かしたリズムアンサンブル曲づくりです。音楽の仕組みである「反復」と「呼びかけと答え」を使いながら音の組み合わせ方を変えたり,リズムや終わり方も変化させたりしながらつくりました。
 今回は,音を言葉で表現することにこだわった音楽づくりに取り組みました。言葉にすることで,思いや意図を友だちと共有しながら音楽をつくっていく子どもの姿が見られました。また,「おまつりみたいな音」や「拍手みたいな音」「釘を打つ音」など,生活経験に基づいた言葉が共有されやすいことが分かりました。「おまつりみたいな音っていうことは,強弱はどうなのかな?」「拍手みたいな音っていうことは響きがあるの?ないの?」など,教師が生活経験に基づいた言葉を音楽の要素と結び付けていくことが大切であると感じました。このような経験を積み重ねることで,子どもたちが自然に音や音楽を,音楽を形づくっている要素とその働きの視点で捉えることができるようになってくると考えます。

21:16 | 投票する | 投票数(3) | コメント(0) | 実践・授業紹介
2017/07/13

第17回複式授業研究会を終えて

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 6月14日(土)本校複式学級におきまして,第17回複式授業研究会を行いました。近畿各府県を中心に,遠くは山口県など130名以上の方々がお越しくださいました。

 12Fは,算数科です。
 1年生では,合併と増加場面の情景図から想像して話し合いました。2つの場面を比較して事象をつかみ,その違いを捉えた上で同じ加法の演算決定ができるという総合的な見方を養うことをねらいとしました。子どもたちは,それぞれ対になった情景図を比べて違いを考えたり,ブロックを使ったりして事象を再現し,違いを探ることができました。
 2年生は,加法や減法が適用される逆思考の場面について,図を用いて数量の相互関係をつかませることをねらいとしました。また,全体量と部分量を求める問題を比較することで,数量関係をつかませることを目指しました。子どもたちは,式や円図,テープ図を用いてそれぞれの問題場面を捉えて解を求めることができました。本時の目標であったテープ図を用いた比較は次時の課題となりましたが,子どもたちが自分の考えを思い思いに表現し伝えようとする姿に複式の子どもたちの逞しさを感じました。

 34Fは国語科です。説明文を取り上げて学習しました。
 3年生は説明文の「中」にどんなことを書けば昔遊びの楽しさが伝わるのかを考えました。子どもたちは教師の説明文を見て「中の部分が短い」「楽しさが伝わらない」と気づきました。そして子どもたちが感じたことを「こまを楽しむ」の文章をもとに読み進めました。「中」には問いに対する答えがあるということだけではなく,こまの楽しみ方や特徴(色・大きさ)が書かれていることに着目しながら学習することができました。
 4年生は,「動いて,考えて,また動く」を読んで,筆者が一番言いたいことが書かれている段落を探しました。子どもたちからは第8段落に筆者の考えが書かれているという意見が出されました。しかし,意見を交流する中で1の段落にも筆者の言いたい
ことが書かれていることに気づく子が出てきました。「動いて,また考える」「成功や失敗を繰り返しながら工夫を重ねる」といった同じ事が書かれていることに気づいたのです。双活型という文章構成をおさえる大切な学習だったと思います。

 授業を終えてどちらの学年も「子どもたちがどんな考えをもつのか」というみとりが不十分だと感じました。教師としてのみとりだけでなく,子どもたちの目線に立ったみとりが今後大切になると実感しました。また,子どもたちが主体的に学習を進めていく中で,1時間の授業のまとめや振り返りも子どもたちの言葉でつくっていくことができるよう,指導したいと思います。

 56Fは,総合的な学習の時間です。
 「どうすれば演者も見に来た人も楽しめる落語会になるのだろうか」について5・6年生で話し合いました。まず,それぞれの学年が互いに計画案を伝えました。そして,相手学年の良い点,改善点を伝え合いました。5年生と6年生の計画案で大きく異なったのは,マジック・大喜利をどうするのかということでした。
 5年生は,みんなが楽しめるということを最も大事にしていました。事前アンケートで「マジックを楽しみにしている子が多いので,マジックをたくさんしたい。」と考えていました。
 6年生は,落語にこだわり「落語の楽しさを伝えたい」と考えていました。そのため,大喜利を工夫する案を伝えました。この考えのズレがあったことで話し合いを意欲的に進めることができたと考えています。
 授業後の分科会では,複式教育と教科についてご参会いただいた先生方から積極的なご意見やご質問をいただきました。複式教育や教科の特性を活かした指導や支援の在り方について,改めて研修を深める貴重な時間となりました。また,交流会では教科学習の枠を越え,各学校での取り組みや普段の悩みを率直に語り合い,大変有意義な時間となりました。
 皆様方からいただいたご意見をもとに,今後とも複式教育の在り方を研究していきたいと思います。また,10月28日(土)の教育研究発表会2017では,さらに成長した子どもたちの姿をご覧いただきたいと思っています。ぜひ,ご参会くださいますようよろしくお願いいたします。

20:48 | 投票する | 投票数(2) | コメント(0)
2017/06/06

公開授業研究会のご案内

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 公開授業研究会を,6月17日(土) に開催します。事前申し込みを開始していますので,本校ホームページ研究会情報のページよりお申し込みください。
 当日参加も可能ですが,協議会のお席の準備をさせていただきますので,事前申し込みにご協力ください。
 ご案内(公開授業単元名,司会・指導助言者,FAX用申し込み用紙)は,こちら(PDF)からご覧いただけます。


昨年度の公開授業研究会(理科)の様子
20:24 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 研究会のご案内
2017/05/31

今年度の研究主題

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問い続け,学び続ける子どもたち
~子どもの言葉と学びの深まり~

 本年度はサブテーマを「子どもの言葉と学びの深まり」としました。子どもの言葉によって学びが深められたかどうかを検証することで,「問い続け,学び続ける子どもたちの姿」が明らかになると考えたからです。「学びの深まり」とは,他者とかかわることの中で,概念化したり再構成したりすることで自己の変容を認識する過程だととらえています。この学びの深まりが,問い続け,学び続ける子どもの姿を引き出すと考えています。
 なお,本年度は授業を「可視化・共有化・焦点化」の3観点でとらえ,子どもの言葉をもとにそれらを充実させていくことで学びの深まりをめざします。

研究主任:馬場敦義

19:26 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0) | 研究企画部より
2017/05/31

可視化,共有化,焦点化を大切にした授業づくり

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 授業づくりの視点を「可視化・共有化・焦点化」の3観点ととらえ,学びの深まりをめざした授業づくりに取り組んでいきます。

 まず,可視化・共有化・焦点化の順序性について,本校では明確な順序性があるものと考えています。可視化は共有化するために必要であり,共有化は焦点化するために必要だということです。そして,焦点化によって新たな可視化・共有化がつくられます。1時間の授業でも単元でも,この可視化→共有化→焦点化→可視化…というサイクルで学びが深まっていくと考えています。もう1点は,可視化,共有化の行為自体で子どもたちの学びを語るのではなく,可視化,共有化された後の子どもの姿や子どもの言葉で語られるべきであるということです。

 可視化とは,子どもの言葉を顕在させる行為です。子どもの発言があふれ,それらの発言への反応があふれる授業の中には,学びを深めていく言葉が潜在しています。学んでいくためには,あふれる子どもの言葉の中に潜む見えない言葉をまず見える形にしなければなりません。共有化とは,可視化した子どもの言葉を他者と共通理解させる行為です。可視化された子どもの言葉は,一人一人が解釈できているわけではありません。これを共有していくためには,一人一人がその言葉を丁寧に解釈する必要があります。そのための手立てとして,発言を問い直したり,ペア対話を促したりする教師の働きかけや解釈したことを表した自分の言葉があるのです。
 焦点化とは,学びが深まり始めた状態です。可視化・共有化によって学びが進んでいく過程の中に焦点化がなければ,学びは深まりません。可視化・共有化を繰り返す中で,学びが深まっていく可視化・共有化が起こるのです。これを焦点化としています。しかし,この焦点化した可視化・共有化が起これば,学びは深まったわけではありません。あくまでそれは学びの深まりが始まった場面でしかなく,ここから学びが深まっていくには,さらに可視化・共有化が繰り返される必要があるのです。この焦点化から,その後可視化・共有化される過程を含めてが「学びの深まり」なのです。

 学びの深まりをめざした可視化・共有化,そして焦点化を大切にしていくことが,問い続け,学び続ける子どもたちを育むことにつながると考えています。

19:24 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 研究企画部より
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広報誌 『LIVE創REATOR(らいぶつくりえいたー)』

平成29年度は,WEBでの発行となります。

平成28年度発行

 No.77    No.78

平成27年度発行

 No.75    No.76

平成26年度発行
 No.70       No.71       No.72    No.73   No.74

平成25年度発行
 No.65   No.66   No.67   No.68   No.69

平成24年度発行
 No.60(2012-5)  No.61(2012-6)  No.62(2012-9)
 No.63(2012-12)  No.64(2013-3)

平成23年度発行
 No.55(2011-5)  No.56(2011-6)  No.57(2011-10)
 No.58(2011-12)  No.59(2012-3)

平成22年度発行
 No.50(2010-5)  No.51(2010-7)  No.52(2010.10)
 No.53(2010.12)  No.54(2011.3) 

平成21年度発行
 No.45(2009-5)  No.46(2009-6)  No.47(2009-10)
 No.48(2009-12)  No.49(2009-3)

平成20年度発行
 No.40(2008-5)  No.41(2008-7)  No.42(2008-10)
 No.43(2008-11)  No.44(2009-3)

平成19年度発行
 No.35(2007-6)  No.36(2007-7)  No.37(2007-10)
 No.38(2007-12)  No.39(2008-3)

平成18年度発行
 No.30(2006-6)  No.31(2006-7)
 No.32(2006-9)  No.33(2007-4)

平成17年度発行
 No.25(2005-6)  No.26(2005-7)  No.27(2005-9)
 No.28(2005-12)  No.29(2006-2)

平成16年度発行
 No.19(2004.5)  No.20(2004.6)  No.21(2004.10)
 No.22(2004.11)  No.23(2005.1)  No.24(2005.3)
 

「研究広報」ページの訪問者数

2015/02/04設置 延べ14550人の訪問がありました。

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