和歌山大学教育学部附属小学校
 
2019教育研究発表会報告

2019/11/18

音の「お・も・て・な・し」

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4年B組 音楽科
授業者 北川 真里菜
単元名 音のお・も・て・な・し
    ~五音音階をつかって,外国の人に「和」のよさを伝えよう~
 本単元では,我が国の音楽や和楽器の音色に親しみ,そのよさや美しさを味わえるよう,お箏をつかった都節音階の楽曲の鑑賞・演奏・音楽づくりに取り組みました。


 本時では,『さくらさくら』の鑑賞や演奏で学んだこと,またそれ以前の単元において得た学びを活用しながら意欲的に音楽づくりを行うことができました。
 協議会では,以下のような点が子供の探究的な学びを促進したのではというご意見をいただきました。
・外国語活動やCHANGE,社会などと関連させたカリキュラムデザインを行い,単元を貫くめあて「外国の人に和のよさを伝えよう」を掲げたことで,子供たちが単元のゴールまで見通しながら主体的に学習に取り組めた。
・4月から積み重ねた学びを教室掲示として残すことで,子供たちが学んだことをいつでも振り返ることができ,活用発揮へとつながった。
・ペア活動に「旋律」「合いの手」という役割を設けることで、協働的に音楽をつくることができた。

 また、省察性を促進したと思われる点については,以下のことが挙げられました。

・つくった音楽を可視化することで,視覚的に友達や自分のつくった作品を省みることができた。
・振り返りの観点「わ・か・や・ま」を提示してきたことで,めあてに即したうえでどのような観点で振り返ったのかを子供自身が自覚することができた。

 一方,自由な発想で音楽をつくることに加え,お箏の伝統的な様式感についても学ぶことで,より深い学びへとつながることをご示唆いただきました。今後つくった音楽の発表に向けて更に演奏を高めていきたいと思っています。

11:54 | 投票する | 投票数(6) | コメント(0) | 音楽

2018教育研究発表会

2018教育研究発表会
2018/12/17

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業者 上田 恵

学級 1年B組

単元名  土

 

 子どもたちは土遊びが大好きと思って改めて1Bの子の遊びを見てみると、土で遊んでいる子がいませんでした。土はどこにでもあり、ぜひともまみれて遊んでほしい素材です。 そこで、図画工作科の「土遊び」を場所を変えて2度行い、気付いた土の違い等に注目させつつ、強い泥だんご作りに挑戦させていきました。扱いやすい砂で作る泥だんごはすぐ壊れるため、子どもたちは教室に置いて乾いても割れない、転がしても壊れない泥だんごを作る事に切実感を持って取り組みました。 

 強さを試す場として、プレイランドの滑り台を設定しました。初回では、自信たっぷりの自分の泥だんごが次々に木っ端みじんになっていく中、意欲を失ってしまった子どもたちですが、めげずに改良を重ね、研究会では、プレイランドの人工芝の斜面を転がしました。

 やはり木っ端みじんに壊れていく中、自分なりに根拠をもって試行錯誤した子どもたちは最後まで集中して友だちの泥だんごの行方を見守りました。この日は、初めて最後まで壊れずに転がりきった泥だんごが3こもあり、どこの土でどうやって作ったのか、その秘密を探って自分の泥だんごに生かそうとみんな興味深く聞きました。

 協議会では、理科と生活科の違いや、幼児期に土にかかわる大切さなどについて、多くのご示唆をいただきました。ありがとうございました。



08:12 | 投票する | 投票数(2) | コメント(0) | 生活科
2018/12/11

複式生活科「笑顔」

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授業者:中西 大
学 級:1・2年F組
単元名:1年生「お仕事大作戦」 2年生「街探検~働く人~」

 1年生は,これまでのお手伝いを振り返ることにしていたのですが,それはパス!教室にあるスポンジや洗剤などを使ってやってみたい気持ちでいっぱいです。めあての「新しいお手伝いを考えよう!」のために,「実験」をしたかったようです。
 最初は,洗濯物を干したり,掃除機をかけたり,シャンプーの詰替をこぼさずにするには…のようなことをみんなでアドバイスし合いながら試していました。そのうち,トイレ掃除をしたいということで,トイレに…。参会者の方が「思っていたよりずいぶんきれいにしていましたね。」と微笑んでくださっていました。
 そんな活動が30分ほど続きました。そして最後の5分は,振り返りです。みんなで発表をしながら,最後には新しいお手伝いについて一言書きました。やはり…「トイレ掃除を…」とのことです。中には,1時間そのよう活動をしたけれど,やっぱり弟のお世話をと決意の揺るがない振り返りもありました。
 今回は,子どもたちの一生懸命さに,保護者の方の思いが書かれたお手紙を使うことができませんでした。いったん自分の新しいお手伝いを明確にしてから,また投げ入れてみたいと思います。


 2年生は,見つけた笑顔のもとを発表していましたが,いつもとは違い,緊張したようでまったり・モジモジの時間が流れます。そこで,授業者は「コミュニケーションテーブルで話しておいで」と指示を出しました。そこに集まると,やはり自分たちだけの世界で話ができるからなのでしょうか,Aさんの「たまホテル」の発表を,頭をつき合わせて聞き,さらに意見を重ねていく様子が見られました。そして,話がまとまりかけたとき,保護者の皆さんからのご意見を投げ入れました。それを読むと使えそうなアイデアがたっぷり!特に子どもたちが着目したのは,ポイント制や無料サービスなどです。自分たちも共感するところがあったのだと思います。さらに話がはずみました。

 その後の授業についての協議会では,主に複式での学び方や課題についての対策などを話し合うこととなりました。

20:57 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0) | 生活科
2018/12/07

郷土の音楽に親しもう~「串本節」の魅力を伝えよう

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授業者:内垣美佳
学級:6年B組
題材名:郷土の音楽に親しもう~「串本節」の魅力を伝えよう~

 本題材では、和歌山県の代表的民謡である「串本節」を教材とし、学校行事や他教科との関連を図ったカリキュラム・デザインを行いました。また、民謡特有の声の音色や発声の仕方、リズムなどを知覚・感受できるように鑑賞、歌唱、器楽を関連付け、本時では、器楽の授業を展開しました。
 研究発表会の当日の朝、本校の体育館で6年生96人による「串本節」の演奏を披露させていただきました。本時の授業では、この体育館での演奏を録音した音源を聴くところから始めました。自分たちの演奏を初めて客観的に聴いた子どもたちからは、良かった点と課題が出されました。子どもたちの中で、課題として最も焦点化されたのは、「少し前からずれてきて、2回目のIntro.に戻る所が揃っていない」という意見でした。“少し前の部分”というのは、主旋律に副旋律が複雑に絡み合い、和太鼓のリズムも重なって、技能的にも難しい箇所です。「太鼓の音が強いから他の音を消してしまっているのかな」「木琴が難しくて、どうしてもテンポ通りに演奏できない」などの意見が出され、具体的な課題も見えてきました。課題である部分を取り出して、パートごとや同じ旋律を演奏している楽器だけで演奏しながら、それぞれがどのような旋律、リズムを演奏しているのかを確かめながら合わせていきました。
 協議会では、「どのパートを聴いて合わせると良いのか」「どこの部分が合えば良いのか」など、さらに具体的な教師の発問の必要性をご示唆いただきました。また、曲全体の構造を視覚化しながら理解させることで、曲全体を見通し、他のパートを
意識して合奏することができることを教えていただきました。
本研究発表会を通して学ばせていただいたことを生かして、知性と感性を結び付け、身に付けた知識や技能を活用しながら表現の工夫を楽しむ子どもたちの姿をめざしていきたいと思います。



09:43 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0) | 音楽科
2018/12/01

水溶液の性質~洗剤を正しく選択して掃除大臣になろう~

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授業者 久保文人
学級 6年A組
単元名 水溶液の性質~洗剤を正しく選択して掃除大臣になろう~

 本単元では,導入で「10円玉をきれいにする洗剤ときれいにできない洗剤」を実験し,そこから出た疑問を解決する「問題解決学習」の型で学習を進めました。単元の学習後では洗剤を科学的に正しく選択して使用できる子どもの姿を目指して設定しました。
 本時では,「どうしてサンポールは金属製品に使用してはいけないのか」の疑問を解決することをねらいました。前時までに子どもたち自ら実験計画をたてておき,本時にはそれを確かめる実験を行うところからスタートしました。自分の目的意識をもって実験に取り組む姿が見られました。
 考察場面では「これまでの学びや生活につなげる」「友達と自分の考えを比べる」などの思考スキルを働かせたり「サンポールが金属を溶かす」という結論に至ったりした一方で,個の探究と全体の探究をどうつなげるかという部分に課題がありました。
 子どもたちに探究力を育む上で,「協働」は一つのキーワードになりますので,今後研究を進めていきます。また,省察性の部分に関わる部分では「この実験は無駄だったのではないか」と振り返る子どもの姿も見られ,そこを共有することで,全体に広げていくことができるのではという意見もいただきました。

12:58 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 理科
2018/11/29

割合

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授業者:小谷 祐二郎

学 級:5B
単元名:割合

 多くの子どもにとって困難である割合の学習に対する抵抗感を軽減できるよう,カリキュラム・マネジメントの視点で次の二点を意識して実践に取り組みました。

  体育科「アルティメット」の学習の中で考えてきた「勝利につながるパスとキャッチ」と関連させて,単元計画を立て実践する。

  一学期の「小数の乗除」と,三学期の「割合」の学習の橋渡しとなるような第一用法のみを扱う単元を特設して実践する。

協議会では,すべてのデータを3つに大別したことや,「このゲームは“まあまあ”と言えるのだろうか?」を問いとして投げかけたが,そもそも体育の学習では「まあまあであるかどうかは問題ではない。」こともあり,子どもにとっての問いになっていたのかというご意見をいただきました。子どもにとって割合へのハードルを下げようと取り組んだ実践ではありましたが,改めて課題が浮き彫りとなりました。ただ,子どもたちは本時以後も「アルティメット」を通して,割合について考える学習に取り組み,他場面においても「割合で考えると…。」という見方がみられるようになりました。本実践を生かして,今後も子どもにとってよりよい割合指導について研究を深めていきます。



20:56 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0) | 算数科
2018/11/29

Welcome to Wakayama! This is for you!

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授業者:中岡 正年

学 級:3B
単元名:Welcome to Wakayama! This is for you!

 本単元はCHANGE(総合的な学習の時間)と関連させて世界遺産,熊野古道にて多くの外国人観光客に出会った際に,和歌山に来てくれてありがとうの思いを「ウェルカムカード」に込めて外国人観光客に渡すことを考え構想しました。

本時では自分がウェルカムカードにつける様々な色や形を受け取るために友だちとコミュニケーションをとる必然性をもたせて行いました。その際の工夫として,カードの材料を受け取る側が形のみだけわかるようにし,自分の好きな色の形のものを得るために,質問を必用に応じて繰り返すようにしたことです。

そうすることで,「A red circle,please.」などの言葉を自然と何度も使っている場面を見ることができました。

後日の,ウェルカムカードを渡す場面では,外国観光客の方に喜んでいただき,子どもたちもより話してみたいという思いをもったようでした。

協議会では,クラスルームイングリッシュのタイミングやリキャストの重要性などについて,ご示唆をいただきました。今回先生方に頂いたご意見を参考にしながら,実践を深めていこうと考えています。


08:18 | 投票する | 投票数(2) | コメント(0) | 外国語活動

教育研究発表会2017

授業者の振り返り
12345
2017/12/20

資料の調べ方

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授業者:吉久寛郎
学 級:6年C組
単元名:資料の調べ方

 算数科は、次期学習指導要領では大きな変化があることをみなさんご存知だと思います。本研究会では、その大きな変化の一つであるデータの活用から、「資料の調べ方」の授業を行いました。平均値や散らばりや度数分布表・ヒストグラムに加えて、最頻値や中央値にも目向けて考えました。

 本時は、二人の50mのタイムを比べ、どちらの選手を残り一人のリレーの選手に選ぶかを考えました。前単元の「速さ」の学習から50m走を取り上げてきていたことから、具体的にイメージしやすいと考えて課題としました。二つの記録は、散らばりの少ないのと外れ値のある二人で、子どもたち自身どちらにするか迷うものであったが、授業内で分析して結論を出すには、かなり時間が少なかったです。

 協議会では、自分でデータを作るところから始めるのではなく、どう読み取るかに絞って授業をしてもよかったのではないかとご助言頂き大変参考になりました。
協議会を通し反省することばかりでしたが、新しい内容、子どもたちの柔軟な思考等、学ぶべきことがたくさんありました。協議会でのご意見を参考にしながら、今後も実践を深めていければと考えます。

20:20 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0) | 算数科
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教育研究発表会2016

授業者の振り返り
2016/11/24

2A 国語「お手紙」

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あなたならどう音読する?
~なりきり2A音読げきだん~

 アーノルド=ローベル作「お手紙」を子どもたちのこだわりを交流しながら授業しました。子どもたちはがまくんやかえるくんの言動に着目しながら「ぼくだったらこう読む」「わたしだったらこんな感じに読む」と音読を交えながら進めることが出来ました。授業では「なぜそう思ったのか」という理由を話し合いながら,文章にもどって考える姿もあって子どもたちの成長を感じました。協議会では,音読の評価や子どもたちの意見を交流するための学級風土作りなど皆様のご意見を頂き勉強させていただきました。ご出席いただいた皆様,貴重なご意見ありがとうございました。(中村 正雄)

21:45 | 投票する | 投票数(2) | コメント(0) | 国語科
2016/11/24

12F 国語「くじらぐも」「お手紙」

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「会話文」の名探偵になろう
~物語の中にいる自分と出会う~

 どちらの学年も「会話文」の名探偵になることを目標にしました。1年生は,3回繰り返される「天までとどけ,一,二,三。」という言葉に焦点を当てて学習を進めました。場面や登場人物の動きの変化によってうまれる,音声表現の変化に気付かせたいと考えていました。もう少し,子どもたちにはくじらぐもが話す「もっとたかく。もっとたかく。」の掛け合いからうまれる音声表現の変化にも目を向けさせたかったと考えています。2年生は,登場人物の会話文が続くところの音声表現の方法を考えさせました。子どもたちは,声の強弱や,読む速さなどで気持ちを表現しようとしていましたが,文と文の間の時間にも目を向けさせたいと考えていました。子どもたちの話し合いでは,【早口で読む】ことと【行間をつめて読む】という考えに少しズレがあったのですが,それをなんとかして分かろうとする子どもたちの姿が見られました。(宮脇 隼)

21:02 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 複式学級
2016/11/23

56F 総合的な学習の時間「紀州材のことを楽しく知りつくそう」

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紀州材のことを楽しく知りつくそう
~紀州材元気プロジェクト~

 単元を通して子どもたちは紀州材を中心にして和歌山の良さを発見していきました。研究会当日は,どうしたら紀州材の良さを発信するのかをそれぞれの学年で話し合いました。その後,自分たちに考えを異学年に伝え合いました。ICT機器を活用したりすることで,自分たちの考えを分かりやすく伝え合うことができました。視覚化・共有化はできましたが,焦点化できなかったことが今度の課題となりました。(矢出 大介)

  

20:57 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0) | 複式学級
2016/11/22

1B 音楽「いろいろなおとをたのしもう」

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 「シンコペーテッドクロック」で秒針や目覚ましの鳴る様子など自分が感じ取った音を身体表現を用い,友だちに伝えました。言語表現を補うものとして身体表現を用いるのではなく,自分の思いや感じ取ったこと身体表現を主として伝える活動は視覚的にお互いの感じていることなどを共有したり,新たに自分の考えを深めたりすることが楽しみながらできると感じました。協議会では身体表現の重要性,それを教師がしっかりと見て,共有できるようにする大切さを改めて認識することができました。(居澤 結美)

21:52 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 音楽科
2016/11/22

6C 社会「わたしたちの願いと政治のはたらき」

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わたしたちの願いと政治のはたらき
~6C議会 どうする? 未来のまちづくり~

 今年度の社会科部は社会参画を大きく掲げています。本単元でも「6C和歌山長期総合計画」を行政や地域に発信することを見通した授業デザインにすることで,和歌山の明日を担う主権者として,地域の将来を一生懸命考え,当事者意識をもって取り組んできました。
 当日は問題に対していろんな角度から考え,熱心に意見交換をし,深めることができました。和歌山と日本の課題,地域活性化に関わる様々な方々の工夫や努力,予算のあり方など,問い続け学び続ける姿を見ていただくことができました。(梶本 久子)

21:04 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0) | 社会科
2016/11/22

34F 算数「分数」

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 算数科の授業は「1/4」をキーワードに分数の学習をしました。1/4枚,1/4m,1/4L子どもたちは,この分数をどのようにとらえているのか?同じように見えるこれらの分数の違いを探っていくという授業でした。「あれっ?同じ1/4枚なのに色んな大きさがある。」「1/4mには,1つの長さしかない。」ピザや色テープの大きさを比べる中で,同じように見えていた分数にも何か違い があることに気づいていきます。単純に「分数」という数を眺めているだけでは見えなかった違いが,目に見える 具体物を通して「数」を見ることでその違いを体感していくというねらいで授 業を行いました。量分数と分割分数を比べながら少しずつその違いに目を向けていくことができました。(川村 繁博)

21:00 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 複式学級
2016/11/21

5A 国語「百年後のふるさとを守る」

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5Aセレクト ○○人物伝
「百年後のふるさとを守る」

 浜口儀兵衛が行った偉業について,「村のためにそこまでできるなんてすごい」「自分ならできない」と感じていた子どもたちは,儀兵衛がそれほどのことを成し遂げられたのはなぜかと本時で話し合いました。そして,儀兵衛に「イイね!」できるかできないかを考えました。「イイね!」とは,共感できるかできないかを表す,本学級独自の言葉です。儀兵衛のふるさとへの思いの強さを十分に感じながらも,儀兵衛の行ったことに対して「村人から見れば」「銚子の店の人から見れば」と考えていました。立場や視点を変えると,その人の生き方や考え方への見方も変わるのだと学ぶことができました。(湯浅 明菜)

21:19 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0) | 国語科
2016/11/18

2C 体育「つくって遊ぼう2Cさなだ道場」

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みなのもの!しゅぎょうでござる
~つくって遊ぼう2Cさなだ道場~

 子どもたちはしゅぎょうのねらいを意識しながら,自分や友達の「言葉」を元に場を変更・追加していきました。場や動きの変化により,意欲が生まれ多様な動きの面白さを感じていきました。しかしその反面,動きの習得面が気になりました。単元終了後,1年生の「やってみたい」という声から「道場体験」をしました。子どもたちは1年生の手伝いをしながら「励まし」「賞賛」の声をかけていました。お互いがとても良い表情で取り組んでいました。授業の最後には,互いの感想を交流しました。その中で「2年生になったらこんな体育ができるんだなと思いました」という声が聞かれました。(渡辺 圭)

21:36 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0) | 体育科
2016/11/18

3C 理科「電気で明かりをつけよう! 」

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電気で明かりをつけよう!
~くらべることでさぐっていこう~



21:29 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 理科
2016/11/17

1C 生活「石」

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 大地を形作る石に注目し,遊びの中で,その特徴に気付こうという授業でした。本時までに,いくつかの石遊びを考え,自分たちが考えた石遊びを友だちに紹介しました。石積みグループは,下には大きくて重い四角い石を置いて,だんだん小さな軽い石にしていくといいということ。石でお絵書きグループは,石によって書きやすい石とそうでない石があること。石楽器グループは,石によって音が違うこと,うまく組み合わせるとドレミができること,等,さまざまな気付きがありました。参観してくださった方々から,それぞれのグループの気付きについて,多くの示唆をいただきました。(上田 恵)

21:47 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 生活科
2016/11/17

4B 国語「アップとルーズで伝える」

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~映像と言葉で伝えよう!みんなに届け!「わかやまポンチ」CM ~
「アップとルーズで伝える」「『クラブ活動リーフレット』を作ろう」

 映像作品を改善する課題を設けることで,主教材を読む必然性が生まれ,課題解決をするための話し合いを行うことで,主教材の内容理解がさらに高まる。」ことが,本実践の主張点でした。自分たちの活動のがんばりが多くの人に伝わるように,映像を改善する際の根拠を「アップ」や「ルーズ」の特徴から考え,筆者の主張点を,本文を読み解くことでつかみました。そのことにより,多くの子どもが説明文を注意深く読みグループの活動の際には,自分の考えの根拠を示しながら伝えることができました。接続語などにも注目し本文の構成をつかむ子どももいました。(中岡 正年)

21:24 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 国語科
2016/11/17

4C 理科「ものの温度と体積」

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ものの温度と体積
~ボトルの栓が外れた事件の謎を追え!~

 こちらをご覧ください。
21:22 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 理科
2016/11/17

6A 理科「発電と電気の利用」

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発電と電気の利用
~エネルギーを知る・変える・感じる~

 現行の学習指導要領からの単元「発電と電気の利用」について提案させていただきました。単元を貫いた単元構成をすることで子どもたちの意欲が継続していくことをねらいとし,研究会では,「コンデンサー」との出合いが子どもの心を動かしました。「子どもから出た発言を整理する」,「教師の出る場面と子どものみとり」など多くの課題も見つかりました。一方で「子どものしたいこと(LEDと豆電球を比べたい)に付き合う」部分は評価していただき,あらためて子どものリアルの声を聴き,ともに授業をつくっていくことが大切だと感じました。(久保 文人)
  

21:09 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 理科
2016/11/16

6B 体育「アルティメット」

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アルティメット
~BB(びび)っとパスでゴールをねらえ!~

 フライングディスクと初めて出合った6B。ディスクを投げることに夢中になり,グループでパスをして楽しみました。そしてゲーム中にパスが上手くいった時には,投げる方,受ける方共に喜びがありました。また,バディチームを組み,ゲーム記録をつけさせたことによって,誰から誰につながった,誰が得点したかが明確になり,パスのつながりを客観的に見ることができました。コート外からも「前に動いて」「○○マークして」という声かけもたくさんできました。本時では,課題が子どもの思いとずれていたのではないかということが議論され,前時から本時へつなぐことや子どもをみとることの難しさを感じました。(則藤 一起)

21:06 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 体育科
2016/11/15

1A 算数「たすのかな ひくのかな」

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 数字だけで判断できない課題を提示することで,子どもたちは式と絵図を密接に関わらせながら解決していこうとするだろうと考え課題を提示した。予想通り数字に目がいく子がたくさんいた。数字だけでは解決できない矛盾点をクラスで共有するために,実際に並ぶことにした。何が課題であるかは明確になったが,教師の発問が明確でなかったために,説明する子どもたちの発言に食い違いが出てしまった。しかし,主張点でも示したように子どもたちは,絵や図を使いながら説明しようとする姿は見られた。(吉久寛郎)

21:54 | 投票する | 投票数(4) | コメント(0) | 算数科
2016/11/15

4A 算数「面積」

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本時では,方眼上に添った長方形と方眼上に斜めにおいた正方形の面積の広さを比べました。子どもたちは,「面積の公式がすぐには使えない,どうしよう。」と問いをもち,自分なりに絶えず思考し続け,様々な方法で面積を求めていました。面積の基本である1㎠がいくつかあるかで考えることや長方形に変形すると公式化できるという考えなど,子どもたちが互いの考えたことを共有し,考えることで面積の理解を深めていくことができました。(糸我 直人)

21:27 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 算数科
2016/11/14

5C 音楽「曲想を生かして合奏しよう 」

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曲想を生かして合奏しよう
~表現の工夫がいっぱい「マンボNo.5」~

 前時では,「アの部分を盛り上げて本物みたいに(吹奏楽で演奏しているように)演奏したい」という課題をもって,取り組んでいました。本時では,「オとカの部分の曲想を感じ取って,演奏の工夫をする」ことを課題としました。オとカの後には,再び盛り上がるアの部分を演奏します。そのアを盛り上げるためにどのような工夫ができるのかをパートごと,そして全体で考え,演奏しました。「オとカのところでだんだん力強くしていこう」「でも,リコーダーは強くしたら変な音になるよ。」などと意見を出し合いました。木琴グループからは,「バチを違う種類に変えて,音色を変える」という意見も出されました。(内垣 美佳)

21:11 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 音楽科
2016/11/13

3B 道徳「友達といっしょに心晴れ晴れ!

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 教材が,和歌山県の話ということで,親しみを持ち資料に入りこむことができました。子どもたちは,「かっぱもやさしいところがあるんだな」 や「大事な子どもを助けてもらったのがうれしかったから,・・・」と,幸作とカッパの心の交流を考えることができたと思います。今回,ね らいを相互理解としましたが,協議会では生命尊重や郷土愛,家族愛の方が自然な流れではなかったのかという貴重なご意見も頂きました。
(田中 千映)

21:33 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 道徳科
2016/11/11

3A 図工「発見!かくれモンスター!!」

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 蛇口から水がしたたり落ち続けていることや人がいないのに勝手にブランコがゆれていることなど,学校内での何気ない出来事がモンスターの仕業かもしれない・・・と考え,自分だけが発見したモンスターづくりをしました。造形には土粘土を使用しました。土粘土の感触を味わいながら自分なりのモンスターを表現しようと,平たくしてまるめたり細長いひもをいくつもまきつけたり様々な方法を試しながら活動できていました。協議会では,子どもたちが,自分の表したいことに向けて生き生きと活動できるための手立てや方法などについて,ご意見をいただきました。この課題を参考にし,今後も研究を進めたいと思います。(西原有香莉)




21:35 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 図画工作科
2016/11/11

5B 社会「工業生産とわたしたちのくらし」

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工業生産とわたしたちのくらし
~世界一の鉄づくりを目指す製鉄所~

 「実社会で大人が解決に苦労しているような答えのない問題解決に挑む。」このような場面でクラスの合言葉である「乗り越えて誇れる」を具現化した子どもたちの姿,そして,社会科で大事にしている,物事を価値判断・意思決定していく姿があらわれる時間にしたい。このような思いで学習展開を考えました。
 「中国の鉄つくり過ぎ問題」の解決のために日本の鉄鋼メーカーが行っている4つの作戦のうち,どれがよりよい作戦なのか?子どもたちは熱い議論を交わしました。一人ひとりが調べ学習で得た情報を根拠に一生懸命話しました。
話せば話すほど,「分からなくなってきた。」,「まだ続きがやりたい。」このような言葉が授業の最後に聞こえてきたことが最大の成果でした。そして,話し合いの焦点化が最大の課題として残りました。「可視化」,「共有化」,「焦点化」を大事にしながら,子どもたちが問い続け,学び続ける授業を今後も目指していきます。(中山 和幸)

21:17 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 社会科
2016/11/11

5C 算数「割合」

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 子どもにとって難しい内容である割合の学習を,既習である小数倍の学習と比較して考えさせようと考え実践した。しかし,単元の2時間目で「小数倍の問題を割合とみることができるのか」という問題意識をもつことが,できない子どもがほとんどであった。第1時で扱ったロボットのバランスを割合で考えたことが,本時とつなげられなかったことが子どもの思考を大きく停滞させてしまった。この反省を生かしさらに研究を続けたい。(小谷祐二郎)

21:13 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 算数科
2016/11/10

2B 生活「あったかい!あんしん!自分の町」

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 「あったかいクラス」を目標に,学校周辺のあったかいものを探してきました。その中で見つけたものを表現物を使ってグループごとに発表し,他のチームの発表を聞いて,思ったことや気付いたことを話し合いました。本時では,走ってきしゅうくんの家に飛び込む劇から,きしゅうくんの家の安全性についての気付きを考えることができました。また,お互いの話を聞き合うことの楽しさを味わえるよう,視点をもたせていきたいと感じました。協議会で頂いた貴重なご意見をもとに,研究を進めていきたいと思います。ありがとうございました。(横瀬 文子)

21:43 | 投票する | 投票数(2) | コメント(0) | 生活科

教育研究発表会2015

授業者の振り返り
12345
2015/12/24

5C

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ふりこの運動
~ふりこ時計のひみつ発見!~
授業者:西村 文成
「ふりこが1往復する時間が1秒に限りなく近づくのは糸の長さが何㎝何㎜のときだろうか」という課題でした。各自がペットボトルで作ったふりこ時計を1秒に近づけるため,ふりこの糸の長さを調整し続けました。対象との対話です。ペアやグループでの活動を入れることで,他者との対話により学びがもっと深まったのではないかと考えます。最後は,写真のようにメトロノームのリズムに合わせ,ふりこ時計が1秒に近づいているか確かめました。25㎝という意見が多かったです。次時では,糸の長さが23~27㎝のふりこで実験し,24~25㎝あたりだということを確認し,限りなく1秒に近いふりこ時計ができました。

15:45 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0) | 5年生
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教育研究発表会2014

授業者の振り返り
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2014/11/27

全体会(対談)

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「子どもたちがどのように学びをデザインしていたのか」
佐藤学先生と秋田喜代美先生による対談
 佐藤学先生と秋田喜代美先生による対談では,本校のこれまでの歩みを踏まえた視点からお話いただきました。私たちが研究していく上で,参考になることがたくさんありました。ほんの一部の紹介になりますが「個と個のつながりをみとる」「授業における教師の丁寧さ」「ドラマがみえる授業」「子どもが思考・探究する授業のよさ」など大切なことを教えていだきました。また,「具体的に授業を取り上げ,非常にわかりやすくお話しいただけたことが有難かった」「学力観について考えさせられた」などのご感想をいただきました。

18:17 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0) | 全体会
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教育研究発表会2013

授業者の振り返り
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2013/11/30

全体会・講演会

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 全体会では,本校研究企画長の梶本久子より,研究概要についてお話させていただきました。
 講演会では,東京大学大学院教授 秋田喜代美先生に,「学び合う学びをもとめて」と題して午前中の各授業を写真やビデオで振り返りながらお話いただきました。



10:01 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 全体会
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広報附属だより

 

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