和歌山大学教育学部附属小学校
 

入学選考について

 平成31(2019)年度第1学年児童募集については、こちらのページをご覧ください。
 要項は、こちらからダウンロードしていただけます。
 

保護者の方へ

警報発令時の臨休措置を,ご確認ください。
●家庭環境調査記入用紙
 2018家庭環境調査票(word)
   2018家庭環境調査票(pdf) 
 お手元にダウンロードした過年度のものを使用しないようにお願いいたします。
 

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お知らせ

 平成29年度より,『LIVE創REATOR』は,WEBで発行しています。本年度の掲載予定は,後日ご案内いたします。
 

LIVE創REATOR-WEB(らいぶつくりえいたー:うぇぶ)

LIVE創REATOR-WEB
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2018/07/21

「古典って楽しい」を引き出す授業づくり 

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「何を言っているか分からないから難しい」「暗記しなくてはいけない」古典と言えばそんな印象をもたれ、敬遠されがちなのではないでしょうか。小学5年生は、古典学習との出合いとなる重要な入り口です。そこで、「古典って楽しいな」という子どもたちが思えることを目指し、単元づくりに取り組みました。詳しくは・・・こちら


国語科

5年担任

湯浅 明菜

akina(at)center.wakayama-u.ac.jp


06:42 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0)
2018/07/19

音楽の授業で子ども同士の協働を高める手立て

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「一人でもできるけれど,友達と一緒に音楽活動するとさらに楽しい!」といったことが音楽科の特質であり,良さでもあります。新学習指導要領の学年の目標の中で,(3)「学びに向かう力,人間性等」の涵養に関する目標には,「協働して音楽活動をする楽しさ」について示されています。日頃の授業における子ども同士の協働を高めるための取り組みを紹介します。
詳しくは・・・
こちら

 
音楽
音楽専科
内垣 美佳
sakura39(at)center.wakayama-u.ac.jp


05:52 | 投票する | 投票数(2) | コメント(0)
2018/06/30

企業と連携した総合的な学習の時間の在り方

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 新学習指導要領では,開かれた教育課程について数多く書かれています。これまでの多くの学校で地域教材を中心にして「ひと・もの・こと」との出合いを大切にした総合できな学習の時間の実践をしてきたと思います。それに加えて今後は企業と連携した教育課程の在り方も考えてみるのはどうでしょうか。昨年度,私が企業と連携して実践した総合的な学習の時間・・・ 詳しくは・・・
こちら

矢出 大介
CHANGE ※総合的な学習の時間
5・6年生 複式 担任
happydai【at】center.wakayama-u.ac.jp
                          

17:12 | 投票する | 投票数(3) | コメント(0) | 実践・授業紹介
2018/06/21

複式学級で学びを高めるための手立てあれこれ

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複式学級で学びを高めるための手立てあれこれ 

 和歌山県下には、約120校もの複式学級を有する小学校があります。また 、全国的にも少子化などの影響により複式学級数は、特に激しく減少している様子は見られません。新たに複式学級の担任になる先生もおられることと思います。そこで、本校の複式学級における取り組みを知っていただき、一緒に勉強させていただきたいと思っています。そんな本校での複式指導の取り組みは…
こちら

中西 大 
複式・生活科
1・2年F組担任
           
dai0314(at)center.wakayama-u.ac.jp
                                                                                               
  

12:55 | 投票する | 投票数(2) | コメント(0)
2018/06/05

つながりを意識したカリキュラム・デザイン

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つながりを意識したカリキュラム・デザイン

 

 1 子どもの中ではつながっている 

  学習指導要領改訂のキーワードの1つにカリキュラム・マネジメントがあります。これまで各教科領域で身に付けさせてきた内容につながりをもたせて,子どもに汎用性のある未来に生きて働く概念的知識を形成させていくようなカリキュラム・デザインを行う必要があります。「教科領域のつながりを意識するなんてとても大変なことだ…。」と感じられた先生もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし,これまで行ってきた授業の中で次のような場面はありませんでしたか?例えば,2年生国語科「スイミー」の学習で,仲間が大きなマグロに食べられた時のスイミーの気持ちについて悲しいと思うと言った後の場面です。
 続きは
こちら

小谷 祐二郎
 
算数科  
5年B組 担任  
kotani(at)center.wakayama-u.ac.jp
  


07:40 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0) | 実践・授業紹介
2018/05/29

生活科部

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上田 恵       中西 大

 2018年度もわたしたち2人で生活科の研究を行います。
 生活科の目標を達成するため、次の5点(7R)に基づいた単元構成を行うことを重点に研究を進めたいと思います。

 (1)リアルな体験(学習と生活の結合)“Real & Raw material”
 (2)季節を感じる(季節の遊び・旬の食材・栽培や飼育)“Real time”
 (3)人とかかわる“Relation & Receive”
 (4)充実した表現“Representation”
 (5)異質性の認識(違いに気付き・社会や世界を知る)“Respect”

 五感で感じるリアルな活動を通し、ひと・もの・ことと関わり、表現することで、探求力が高まり、省察性の土台となる気付きの質を高め、生活を豊かにしようとする態度を育てます。

22:49 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0) | 教科部紹介
2018/05/26

複式部

Tweet ThisSend to Facebook | by:ぽんた
 複式の学習では,司会や記録を中心として子どもたちで問いや学びをつくることが求められます。教師の働きかけだけではなく,自分たちで全体の意見を吟味し,問いを深めることが大切だと考えています。それは,一人で完結するものではなく,集団としての学びで生み出されるものです。そのため,司会・記録・フォロワーの役割を理解してこなし、子どもたちが探究的な学びを創る複式学級の子どもを育てたいと考えています。

 このイラストは、複式の教員控室に10年以上掲示されているものです。だれが描いたのでしょう。本校の複式の歴史を大切にしながら、私たち3人で、新しい風を吹かせながら研究をすすめたいと思います。(上から、矢出大介・川端大奨・中西大)

23:01 | 投票する | 投票数(4) | コメント(0) | 教科部紹介
2018/05/25

図工部

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西原 有香莉 谷 一磨
図画工作部
 子どもたちは、身の回りのあらゆる「もの」に,全身の感覚を働かせながら関わっていくことで、豊かにイメージを膨らませ、発想や構想を広げながら造形活動に取り組みます。何度もつくりかえ、試行錯誤しながら納得のいく表現に近づける、その過程に図画工作科で重要な学びがあると考えます。
「もの」と向き合い「もの」に挑み、さらに他者と関わり合う中で、新たな意味や価値を見出していこうとする創造性を育むことができるような、題材や授業づくりに取り組んでいきます。

20:38 | 投票する | 投票数(4) | コメント(0) | 教科部紹介
2018/05/25

音楽部

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北川 真里菜  内垣 美佳
音楽部

―生活や社会の中の音や音楽と豊かに関わる資質・能力の育成を目指して―

生活や社会の中の音や音楽と豊かに関わる資質・能力を育成するためには,創意工夫をした音楽表現をすべく探究する「探究力」と自らの探究を調整・改善しながら進めるための「省察性」を育む必要があります。そのために,本校音楽部では,次の3つに重点を置いて研究を進めます。

  1. しかけづくり】

探究的な学びを進める中で,子ども達が課題を見つけ,自分事として課題を解決していくためのしかけづくりをする。違和感を感じたり,壁にぶつかったりするようなしかけを意図的につくって授業デザインすることで,子どもが主体となって学びに向かっていくと考える。

  1. 振り返りの充実】 省察性を育むためには,自分の学びを丁寧に振り返る時間が必要となる。題材の途中や題材の終わりに学級全体や個人で振り返りをし,次の学習へと意欲をつなげ,自己変容を自覚できるようにする。「出来た(出来なかった)」「分かった(分からなかった)」等,授業を通して実感したことを発表したり,ワークシートへ記述したりすることで,自他の成長を見つめ,認め合い,自覚できるようにする。

  1. 価値付け】

子ども達が,自己のイメージや感情と音楽を形づくっている要素を結び付けたり,音や音楽を生活や文化と結び付けたりする考え方を働かせることができるようになるためには,教師の価値付けが欠かせない。子どもの発言内容を教師が価値付けして共有化することで,その考え方が子ども達の中に広がり,根付いていくようにする。


20:35 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0) | 教科部紹介
2018/05/25

理科部

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久保 文人 岩崎 仁

20:30 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 教科部紹介
2018/05/25

CHANGE(総合的な学習)部

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矢出 大介
CHANGE(総合的な学習)部

 本校では総合的な学習の時間をCHANGEと名付けて取り組んでいます。
 これは,総合的な学習の時間の学びによって子どもがCHANGEする。そして,学校や地域をCHANGEできるような子どもに育ってほしいと思い名付けています。
 今年度もこれまで同様に「ひと・もの・こと」との出合いを大切にし,地域や企業と連携して取り組んでいきます。その中で大切にしたいのは,子どもの「主体的な学び」です。材,単元,課題,しかけなどを工夫してどうすれば子どもが「主体的に学ぶ」のかを追究していきます。


20:27 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 教科部紹介
2018/05/25

算数部

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松本 都望  川村 繁博  小谷 祐二郎


算数部

 

算数科における資質・能力(知識・技能、思考力・判断力・表現力、学びに向かう力・人間性等)を育成していくためには、形式的に知識や技能を身につけるのではなく、新しい学習場面や様々な生活場面に生かしていけるような学習過程や主体的な学習活動を構築することがとても大切です。

子どもたちが学習過程の中で、対象・自己・他者との対話を通して主体的に考えを深めたり広げたりすることで、身につけた資質・能力を様々な問題場面に生かしていくことができるようになるのではないでしょうか。

 算数部では、以下に重点を置き学習過程を編成し指導を進めています。

日常に内在する数学的事象を数理的に捉え数学的に表現した問題を設定し、それらを焦点化し表現・処理することで問題を解決する。また、問題解決の過程を振り返り考察する学習過程。

既習の数学的事象を、統合的・発展的に捉えた問題解決を通し比較検討することで概念を形成したり体系化したりする学習過程。

 


20:24 | 投票する | 投票数(2) | コメント(0)
2018/05/25

道徳部

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糸我 直人  武友 多佳子

道徳科部

道徳科では,よりよく生きるための基礎となる道徳性を育成するためには、よりよい自己の生き方について探究する「探求力」と自ら探究を調整・改善しながら進めるための「省察性」を育む必要があると考えています。

【探求力を育むために】

 (問題場面に出合った時は、様々な道徳的価値を基に考え、その状況にふさわしい答えを導き出す必要がある。)一つの道徳的テーマについて、複数の内容項目複数時間扱いや同一内容項目複数時間扱い等、単元形式による道徳科授業にすることが重要である。なぜなら、多面的・多角的に考えようとしたり、道徳的価値に関わる考え方を深めたりすることができるからである。また、他教科他領域と関連した単元を構成し、単元に関わる道徳的問題に気付き、課題を設定・共有化することは、ねらいとする道徳的価値を自分の問題として捉え、自己のよりよい生き方について追求しようとする「探求力」につながる。


【省察性を育むために】

 道徳科の1時間毎と単元の最終でのふりかえりを行う時間を設ける。道徳科の授業では、「今のわたしはどうだろう…」「これから…」等、これまでの自分からこれからの自分への生き方について考えることができるようにする。単元の最終では、これからの自己の生き方について自分なりの納得解の自覚ができるようにする。


20:19 | 投票する | 投票数(2) | コメント(0) | 教科部紹介
2018/05/25

家庭部

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静川 郁子 神山 求実

20:18 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0) | 教科部紹介
2018/05/25

社会部

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平井 千恵    中山 和幸

社会科部

「これからの時代を切り開く社会の担い手に育ってほしい!」「この和歌山で、この日本で生まれ育ったことを誇りに思い、よりよい社会をつくってほしい!」

社会科部ではこのような願いをもち、社会に参画する資質・能力を育成するために

実社会の問題を解決すべく探求する「探求力」

その探求を調整・改善しながら進めるための「省察性」

を育む授業づくり目指します。

そのために、教材分析6つの視点

子どもたちが葛藤するような「壁」のある地域の課題であるか。

教材のもつ価値や内容に汎用性があるか。

子どもの興味・関心に沿っているか。

継続的に繰り返しかかわることができるひと・もの・ことがあるか。

子どもたちの社会的な見方・考え方の変容につながるような事実があるか。

社会科で育成すべき資質・能力の育成が図れるものか。

と、単元構成2つの過程

「社会的事象を考察する過程」と「社会的事象を構想する過程」

を重視し、授業を構築していきます。


20:16 | 投票する | 投票数(3) | コメント(0) | 教科部紹介
2018/05/25

保健体育部

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則藤 一起  南 拓哉  和中 裕輔  森本 孝子

体育科・学校保健部

体育科(学校保健)部

体育科 運動を楽しめる子どもをめざして

~課題設定と立ち止まる手立てを大切にして~

今年度から学校提案が「未来に生きて働く資質・能力の育成」となりました。体育科での探究力とは、「どうやって楽しむの?」と問い続けることだと考えました。問い続けるためには、課題が明確でなければなりませんし、解決の過程が見通せる必要があります。また、省察性は、活動中や活動後にくり返し行われることで、自分の考えを洗練していきます。活動中には立ち止まる手立てを、活動後ではふり返りを大切にしながら、これらの資質・能力を育み、運動を楽しめる子どもをめざします。

学校保健(体育科)部

小学校生活では, 生活習慣を中心に子どもたちの健康的な未来につながる素地づくりが必要です。一人一人の子どもが意識して生活を見直し,自ら考え, 健康づくりにつながる判断力と意欲,そして実践力を身につけられる取り組みをしていきたいと考えています。

 

 


20:13 | 投票する | 投票数(3) | コメント(0) | 教科部紹介
2018/05/25

国語部

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宮脇 隼    湯浅 明菜    川端 大奨

国語科では、子どもが興味・関心を持つ学習材として,『ほんまもん(本物)』を積極的に活用した単元づくりを行います。『ほんまもん』を活用することで,「知りたい」「伝えたい」といった意欲が高まり,学ぶ必然性が生まれます。自分が選んだ本や地域や身近なものを教材化することで,子どもと学習材との距離が縮まり,子どもたちがより探究的に学びたい『ほんまもんの課題』となり,探究的に学ぼうとする姿を目指します。


20:11 | 投票する | 投票数(2) | コメント(0) | 教科部紹介
2018/05/25

外国語活動部

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        中村 正雄    中岡 正年    柳原 匠
外国語活動
 外国語活動における「探究力」とは,外国語を通してどのように相手とコミュニケーションを図るかを思考し,新しい出合いや自国との文化の違いを楽しみ世界を広げることであると考えています。そのために今の自分に必要なことについて考え,語彙を習得したり母語とは異なる表現との相違に気づいたりする省察性が重要性だと考えています。それらの「探究力」と「省察性」を高め,継続していくには自分が新しく習得した言語によるコミュニケーションによって新しい自分や世界が広がったことに対する喜びが感じられる授業を研究,実践していきたいと考えています。

20:10 | 投票する | 投票数(3) | コメント(0) | 教科部紹介
2018/03/30

すきをねらって ~宝運び修行~

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すきをねらって
~宝運び修行(ボール運び鬼)に熱中する子どもたち~

1年生担任・体育科:南拓哉

 1年の締めくくりとして,「E ゲーム」の「イ 鬼遊び」の学習をしました。この単元を通して,ゲームに親しむことはもちろんですが,敵のいない所を見つけるといった空間認知力を遊びの中から養っていくことを目標としました。

1.どんな修行?
 ボールを宝に見立て,敵の間を縫って反対側までボールを運ぶゲームです。ゲームの時間は,1分30秒で攻守を交代し,何度もゲームをします。
 1チームが5人です。4人はプレーし,1人は外からアドバイスします。
修行の様子

2.どうして反対側まで運べるの?
 ボールを反対側まで運べる時とそうでない時を,ゲームとゲームの間で考えました。すると子どもたちから「敵がいないようにすれば運べる」「敵が自分を見ていないときに走る」と,運べるようにするための空間を作る発言をしていました。それらを「すき」という言葉で統一し,再びゲームに取り組みました。

3.すきだけではなくて…
 学習を進めていくと「パスをすればタッチされない」「作戦を立てればいい」といった振り返りをするようになってきました。また,身のこなしやフェイントについての気づきが生まれてきました。
作戦タイム

 ゲーム前に作戦を立て,自分たちのチームが想像した運び方ができるように話し合っていました。

4.学習カード
 学習カードの表には,みんなに紹介したいことや友だちの様子から気がついたことを記述できるようにしました。裏には,前時の学習から子どもたちの気づきをまとめたものを掲載しました。子どもたちは,気づきの掲載を見て「いいな」と言ったり,自分の気づきを見て誇らしげな表情をしたりしていました。

5.まとめ
 子どもたちは,ボール運び鬼をして「空いた空間を見つけて走る」「空いた空間を作る」ことに気づくことができました。この積み重ねを続け,空いた空間を使って攻める力を伸ばしてほしいと思います。

23:30 | 投票する | 投票数(6) | コメント(0) | 実践・授業紹介
2018/03/29

速さの実験動画

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子どもの主体性を高める学びの追究
~『資料の調べ方』の学習を通して~

6年生担任・算数科:吉久寛郎

1.はじめに
 次期学習指導要領(以降:新学習指導要領)が,3月に公示されました。その中で,算数科は大きな変化のあった教科の一つです。
 これからの社会で生き抜いていくためには,社会生活などの様々な場面において,必要なデータを収集して分析し,その傾向を踏まえて課題を解決したり意思決定をしたりすることが求められます。そのような能力を育成するため,より統計的分野の充実が必要なのだと考えられます。
 そこで,非常に注目されている単元の一つである『資料の調べ方』をとおして,主体性を高める学びの追究について考えたいと思います。

2.単元計画と構成
 資料の調べ方は,現行の指導要領でも扱われている学習です。しかし,本単元では,新学習指導要領の『データの活用』に則って単元を計画することにしました。そのため,現行では扱われていない内容も指導することとなり,慎重に単元計画を立てました。
 まず,単元全体を見通し,大きく2つに分けて構成しました。前半は,新しい知識の獲得と統計的なものの見方・考え方の共有です。後半は,身に付けた技能をもとに自分なりの考えをもち,他者に発信するための時間です。

3.課題設定の方法
 子どもが具体的に考えてみたくなる課題の設定が大切です。『データの活用』の学習は,ただ技能を養うための学習ではありません。調べたいと思えない課題では,形だけの学習となり,探究的な意欲が生まれないと考えます。統計的な処理の良さは,具体的な場面から離れて考えられるところですが,まずは,具体的な場面をイメージしながら考えることで,より統計的な見方・考え方の良さを実感できると考えました。
 そこで,前単元『速さ』から本単元の『資料の調べ方』を一つの大きなまとまりと考えて授業を計画しました。

 まず,『速さ』の単元では,50mを実際に走りながら,世界最速のウサイン・ボルトや日本人で初めて9秒台を出した桐生祥英選手の記録を比べながら速さの学習を行いました。また,最後に速さで学習したことをもとに実験し,グループで動画を作成して単元を終えました。
 計算で出した答えと,実際に走った出たタイムの違いを肌で感じていました。自分の50mのタイムを見ながら,「失敗した,もう1回走る。」「すげえ,7秒台初めて出た。」というように,走るたびに生まれる誤差に目を向けながら,子どもたちは一喜一憂していました。これらのタイムの違いが,後に散らばりの幅として認識しやすくなると考えていました。
速さの実験動画の様子

 『資料の調べ方』の単元に入り,課題を次のように設定しました。「あと1人リレーの選手を選ぶなら,どちらを選ぶと思う?」です。
 前単元で十分な算数的活動を行ってきた子どもが,具体的にイメージしやすくなります。また,人間の走る速さは一定ではないと感じた子どもが,あと1人リレーの選手を選ぶという設定において,様々な角度から考えられると思いました。

4.子どもの実態
 学習を始めた頃の子どもは,見方・考え方がいくつもあっていい学習に戸惑いともっている子どもが多くいました。しかし,学習を進めていくうちに,自分なりにこだわりのある見方・考え方をもつようになりました。考えやすい最頻値から判断する子どもや平均値から考えるという子どもが出てきました。代表値それぞれに長所や短所がありますが,状況に応じて使い分けるまではいかなかったものの,思考のとっかかりとして安心して取り組むことができていました。
 しかし,自分の考えの正当性に目を向けることのできなかった子どもがいたことは,大きな反省点です。題材や単元構成など,見直さなければいけないことが多くあったと感じています。
同じ判断をしたメンバーで考えの交流

 多面的な見方や考え方を育むための一つの手段として,結論を出すまでに具体的な場面を想像できる工夫が必要であると感じました。数値の奥に広がる世界も,決定条件の一つと考える人や決定に影響を与える場合があること知ることで,新たな考える幅が広がります。小学校の段階でいろいろな見方・考え方に触れ,多面的な見方・考え方が育つだろうと考えています。

22:11 | 投票する | 投票数(2) | コメント(0) | 実践・授業紹介
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広報誌 『LIVE創REATOR(らいぶつくりえいたー)』

平成29年度は,WEBでの発行となります。

平成28年度発行

 No.77    No.78

平成27年度発行

 No.75    No.76

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 No.70       No.71       No.72    No.73   No.74

平成25年度発行
 No.65   No.66   No.67   No.68   No.69

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 No.60(2012-5)  No.61(2012-6)  No.62(2012-9)
 No.63(2012-12)  No.64(2013-3)

平成23年度発行
 No.55(2011-5)  No.56(2011-6)  No.57(2011-10)
 No.58(2011-12)  No.59(2012-3)

平成22年度発行
 No.50(2010-5)  No.51(2010-7)  No.52(2010.10)
 No.53(2010.12)  No.54(2011.3) 

平成21年度発行
 No.45(2009-5)  No.46(2009-6)  No.47(2009-10)
 No.48(2009-12)  No.49(2009-3)

平成20年度発行
 No.40(2008-5)  No.41(2008-7)  No.42(2008-10)
 No.43(2008-11)  No.44(2009-3)

平成19年度発行
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 No.28(2005-12)  No.29(2006-2)

平成16年度発行
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 No.22(2004.11)  No.23(2005.1)  No.24(2005.3)
 

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