1.
体育科の目標及び育みたい探究力と省察性,見方・考え方
(1)体育科における育みたい探究力
体育の見方・考え方を働かせながら,目の前の未知の問題に対して,探究のプロセスをとおして,解決に取り組む資質・能力
(2)体育科における育みたい省察性
体育の見方・考え方を働かせながら,自らの学びにおいて学びの方法や道筋を調整・改善したり,学びを意味付けたり,学んだことを自己の生活や行動につなげたりする自己効力感に支えられた資質・能力
(3)体育科における見方・考え方
運動やスポーツを、その価値や特性に着目して,楽しさや喜びとともに体力の向上に果たす役割の視点から捉え,自己の適正等に応じる「する,みる,支える,知る」の多様な関わり方と関連付けて考えること
2.体育科における探究のプロセスをとおした学びのイメージ
3.探究力と省察性を育む指導
どうすれば運動ができるようになるのかを考え,生き生きと運動し続けることが探究している姿であると考える。そのために,以下の点に重点を置いて研究を進める。
(1)子供の側にたった運動の「おもしろさ」の分析:運動の特性を捉え,知識を深める。
(2)可視化・共有化:子供の言葉や動きを共有するための手立てを工夫する。(調整する過程における適切な授業づくりのしかけの工夫)
(3)「できた」の実感:子供自身が変容に気付くようなフィードバックを行う。(評価:体の動かし方や部位,チームの戦術面などに目を向けさせる声かけの工夫)
(4)カリキュラムマネジメント:CHANGE,保健,生活科,家庭科,食育などとつなぎ,健康的な心や体づくりに目を向けさせる。また保護者に協力を仰ぎ,家庭での意識につなげる。
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