| 2019/06/27 | 5年:わらぐつの中の神様 6年:やまなし(複式研) | | by ぽんた |
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どちらの学年も「この作品の主人公は誰だろう。」を問いにしました。これまで作品の中の登場人物に寄りそった読みをしてきた子どもたちですが、主人公を問うことで作品の外側から作品を見つめ直し、構造に目を向けさせようと考えました。 5年生は、初めは『おみつさん』と読んでいましたが、これまでの学習してきた文学作品では、気持ちに大きな変化がある登場人物が、主人公であることに目を向けさせることで、『マサエ』がこの物語の主人公ではないかと考えました。 6年生は、『私』と読んでいる子もいましたが、『かに』が主人公であると結論づけていました。
額縁構造の作品は額縁の外側に主人公がいることに気づかせたいと考えていたので、授業の終末には5年生と6年生と本時の学習したことについて意見を交流しました。そこでは、5年生と6年生の読みにズレがあり、これまでの学習してきたことを活用して話す子どもの姿を見ることができました。 本時の課題に取り組むにあたり、これまでに「主人公」とは作品内においてどのような人物を指すのかを丁寧に共有しておくことが必要だったと感じています。協議会でいただいた意見を参考にして次時の授業につなげて行こうと思います。
●この授業の指導案 |
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