和歌山大学教育学部附属小学校
 

入学選考について

 平成30年度第1学年児童募集について,こちらのページをご覧ください。

平成30年度入学選考志願者数
11月17日(金)17:00現在 
  単式専願
コース
 複式併願
コース
 男子74 名23名
 女子68 名21 名
 

保護者の方へ

警報発令時の臨休措置を改定しましたので,ご確認ください。
●家庭環境調査記入用紙(ワード版PDF版
 平成29年度用です。お手元にダウンロードした過年度のものを使用しないようにお願いいたします。
 

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当日の様子

授業者の振り返り
2017/04/21

1A 算数「たすのかな ひくのかな」

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 数字だけで判断できない課題を提示することで,子どもたちは式と絵図を密接に関わらせながら解決していこうとするだろうと考え課題を提示した。予想通り数字に目がいく子がたくさんいた。数字だけでは解決できない矛盾点をクラスで共有するために,実際に並ぶことにした。何が課題であるかは明確になったが,教師の発問が明確でなかったために,説明する子どもたちの発言に食い違いが出てしまった。しかし,主張点でも示したように子どもたちは,絵や図を使いながら説明しようとする姿は見られた。(吉久寛郎)

21:54 | 投票する | 投票数(3) | コメント(0) | 算数科
2017/04/21

1B 音楽「いろいろなおとをたのしもう」

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 「シンコペーテッドクロック」で秒針や目覚ましの鳴る様子など自分が感じ取った音を身体表現を用い,友だちに伝えました。言語表現を補うものとして身体表現を用いるのではなく,自分の思いや感じ取ったこと身体表現を主として伝える活動は視覚的にお互いの感じていることなどを共有したり,新たに自分の考えを深めたりすることが楽しみながらできると感じました。協議会では身体表現の重要性,それを教師がしっかりと見て,共有できるようにする大切さを改めて認識することができました。(居澤 結美)

21:52 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 音楽科
2017/04/21

1C 生活「石」

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 大地を形作る石に注目し,遊びの中で,その特徴に気付こうという授業でした。本時までに,いくつかの石遊びを考え,自分たちが考えた石遊びを友だちに紹介しました。石積みグループは,下には大きくて重い四角い石を置いて,だんだん小さな軽い石にしていくといいということ。石でお絵書きグループは,石によって書きやすい石とそうでない石があること。石楽器グループは,石によって音が違うこと,うまく組み合わせるとドレミができること,等,さまざまな気付きがありました。参観してくださった方々から,それぞれのグループの気付きについて,多くの示唆をいただきました。(上田 恵)

21:47 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 生活科
2017/04/21

2A 国語「お手紙」

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あなたならどう音読する?
~なりきり2A音読げきだん~

 アーノルド=ローベル作「お手紙」を子どもたちのこだわりを交流しながら授業しました。子どもたちはがまくんやかえるくんの言動に着目しながら「ぼくだったらこう読む」「わたしだったらこんな感じに読む」と音読を交えながら進めることが出来ました。授業では「なぜそう思ったのか」という理由を話し合いながら,文章にもどって考える姿もあって子どもたちの成長を感じました。協議会では,音読の評価や子どもたちの意見を交流するための学級風土作りなど皆様のご意見を頂き勉強させていただきました。ご出席いただいた皆様,貴重なご意見ありがとうございました。(中村 正雄)

21:45 | 投票する | 投票数(2) | コメント(0) | 国語科
2017/04/21

2B 生活「あったかい!あんしん!自分の町」

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 「あったかいクラス」を目標に,学校周辺のあったかいものを探してきました。その中で見つけたものを表現物を使ってグループごとに発表し,他のチームの発表を聞いて,思ったことや気付いたことを話し合いました。本時では,走ってきしゅうくんの家に飛び込む劇から,きしゅうくんの家の安全性についての気付きを考えることができました。また,お互いの話を聞き合うことの楽しさを味わえるよう,視点をもたせていきたいと感じました。協議会で頂いた貴重なご意見をもとに,研究を進めていきたいと思います。ありがとうございました。(横瀬 文子)

21:43 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0) | 生活科
2017/04/21

2C 体育「つくって遊ぼう2Cさなだ道場」

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みなのもの!しゅぎょうでござる
~つくって遊ぼう2Cさなだ道場~

 子どもたちはしゅぎょうのねらいを意識しながら,自分や友達の「言葉」を元に場を変更・追加していきました。場や動きの変化により,意欲が生まれ多様な動きの面白さを感じていきました。しかしその反面,動きの習得面が気になりました。単元終了後,1年生の「やってみたい」という声から「道場体験」をしました。子どもたちは1年生の手伝いをしながら「励まし」「賞賛」の声をかけていました。お互いがとても良い表情で取り組んでいました。授業の最後には,互いの感想を交流しました。その中で「2年生になったらこんな体育ができるんだなと思いました」という声が聞かれました。(渡辺 圭)

21:36 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0) | 体育科
2017/04/21

3A 図工「発見!かくれモンスター!!」

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 蛇口から水がしたたり落ち続けていることや人がいないのに勝手にブランコがゆれていることなど,学校内での何気ない出来事がモンスターの仕業かもしれない・・・と考え,自分だけが発見したモンスターづくりをしました。造形には土粘土を使用しました。土粘土の感触を味わいながら自分なりのモンスターを表現しようと,平たくしてまるめたり細長いひもをいくつもまきつけたり様々な方法を試しながら活動できていました。協議会では,子どもたちが,自分の表したいことに向けて生き生きと活動できるための手立てや方法などについて,ご意見をいただきました。この課題を参考にし,今後も研究を進めたいと思います。(西原有香莉)




21:35 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 図画工作科
2017/04/21

3B 道徳「友達といっしょに心晴れ晴れ!

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 教材が,和歌山県の話ということで,親しみを持ち資料に入りこむことができました。子どもたちは,「かっぱもやさしいところがあるんだな」 や「大事な子どもを助けてもらったのがうれしかったから,・・・」と,幸作とカッパの心の交流を考えることができたと思います。今回,ね らいを相互理解としましたが,協議会では生命尊重や郷土愛,家族愛の方が自然な流れではなかったのかという貴重なご意見も頂きました。
(田中 千映)

21:33 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 道徳科
2017/04/21

3C 理科「電気で明かりをつけよう! 」

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電気で明かりをつけよう!
~くらべることでさぐっていこう~



21:29 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 理科
2017/04/21

4A 算数「面積」

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本時では,方眼上に添った長方形と方眼上に斜めにおいた正方形の面積の広さを比べました。子どもたちは,「面積の公式がすぐには使えない,どうしよう。」と問いをもち,自分なりに絶えず思考し続け,様々な方法で面積を求めていました。面積の基本である1㎠がいくつかあるかで考えることや長方形に変形すると公式化できるという考えなど,子どもたちが互いの考えたことを共有し,考えることで面積の理解を深めていくことができました。(糸我 直人)

21:27 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 算数科
2017/04/21

4B 国語「アップとルーズで伝える」

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~映像と言葉で伝えよう!みんなに届け!「わかやまポンチ」CM ~
「アップとルーズで伝える」「『クラブ活動リーフレット』を作ろう」

 映像作品を改善する課題を設けることで,主教材を読む必然性が生まれ,課題解決をするための話し合いを行うことで,主教材の内容理解がさらに高まる。」ことが,本実践の主張点でした。自分たちの活動のがんばりが多くの人に伝わるように,映像を改善する際の根拠を「アップ」や「ルーズ」の特徴から考え,筆者の主張点を,本文を読み解くことでつかみました。そのことにより,多くの子どもが説明文を注意深く読みグループの活動の際には,自分の考えの根拠を示しながら伝えることができました。接続語などにも注目し本文の構成をつかむ子どももいました。(中岡 正年)

21:24 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 国語科
2017/04/21

4C 理科「ものの温度と体積」

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ものの温度と体積
~ボトルの栓が外れた事件の謎を追え!~

 こちらをご覧ください。
21:22 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 理科
2017/04/21

5A 国語「百年後のふるさとを守る」

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5Aセレクト ○○人物伝
「百年後のふるさとを守る」

 浜口儀兵衛が行った偉業について,「村のためにそこまでできるなんてすごい」「自分ならできない」と感じていた子どもたちは,儀兵衛がそれほどのことを成し遂げられたのはなぜかと本時で話し合いました。そして,儀兵衛に「イイね!」できるかできないかを考えました。「イイね!」とは,共感できるかできないかを表す,本学級独自の言葉です。儀兵衛のふるさとへの思いの強さを十分に感じながらも,儀兵衛の行ったことに対して「村人から見れば」「銚子の店の人から見れば」と考えていました。立場や視点を変えると,その人の生き方や考え方への見方も変わるのだと学ぶことができました。(湯浅 明菜)

21:19 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 国語科
2017/04/21

5B 社会「工業生産とわたしたちのくらし」

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工業生産とわたしたちのくらし
~世界一の鉄づくりを目指す製鉄所~

 「実社会で大人が解決に苦労しているような答えのない問題解決に挑む。」このような場面でクラスの合言葉である「乗り越えて誇れる」を具現化した子どもたちの姿,そして,社会科で大事にしている,物事を価値判断・意思決定していく姿があらわれる時間にしたい。このような思いで学習展開を考えました。
 「中国の鉄つくり過ぎ問題」の解決のために日本の鉄鋼メーカーが行っている4つの作戦のうち,どれがよりよい作戦なのか?子どもたちは熱い議論を交わしました。一人ひとりが調べ学習で得た情報を根拠に一生懸命話しました。
話せば話すほど,「分からなくなってきた。」,「まだ続きがやりたい。」このような言葉が授業の最後に聞こえてきたことが最大の成果でした。そして,話し合いの焦点化が最大の課題として残りました。「可視化」,「共有化」,「焦点化」を大事にしながら,子どもたちが問い続け,学び続ける授業を今後も目指していきます。(中山 和幸)

21:17 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 社会科
2017/04/21

5C 算数「割合」

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 子どもにとって難しい内容である割合の学習を,既習である小数倍の学習と比較して考えさせようと考え実践した。しかし,単元の2時間目で「小数倍の問題を割合とみることができるのか」という問題意識をもつことが,できない子どもがほとんどであった。第1時で扱ったロボットのバランスを割合で考えたことが,本時とつなげられなかったことが子どもの思考を大きく停滞させてしまった。この反省を生かしさらに研究を続けたい。(小谷祐二郎)

21:13 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 算数科
2017/04/21

5C 音楽「曲想を生かして合奏しよう 」

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曲想を生かして合奏しよう
~表現の工夫がいっぱい「マンボNo.5」~

 前時では,「アの部分を盛り上げて本物みたいに(吹奏楽で演奏しているように)演奏したい」という課題をもって,取り組んでいました。本時では,「オとカの部分の曲想を感じ取って,演奏の工夫をする」ことを課題としました。オとカの後には,再び盛り上がるアの部分を演奏します。そのアを盛り上げるためにどのような工夫ができるのかをパートごと,そして全体で考え,演奏しました。「オとカのところでだんだん力強くしていこう」「でも,リコーダーは強くしたら変な音になるよ。」などと意見を出し合いました。木琴グループからは,「バチを違う種類に変えて,音色を変える」という意見も出されました。(内垣 美佳)

21:11 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 音楽科
2017/04/21

6A 理科「発電と電気の利用」

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発電と電気の利用
~エネルギーを知る・変える・感じる~

 現行の学習指導要領からの単元「発電と電気の利用」について提案させていただきました。単元を貫いた単元構成をすることで子どもたちの意欲が継続していくことをねらいとし,研究会では,「コンデンサー」との出合いが子どもの心を動かしました。「子どもから出た発言を整理する」,「教師の出る場面と子どものみとり」など多くの課題も見つかりました。一方で「子どものしたいこと(LEDと豆電球を比べたい)に付き合う」部分は評価していただき,あらためて子どものリアルの声を聴き,ともに授業をつくっていくことが大切だと感じました。(久保 文人)
  

21:09 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 理科
2017/04/21

6B 体育「アルティメット」

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アルティメット
~BB(びび)っとパスでゴールをねらえ!~

 フライングディスクと初めて出合った6B。ディスクを投げることに夢中になり,グループでパスをして楽しみました。そしてゲーム中にパスが上手くいった時には,投げる方,受ける方共に喜びがありました。また,バディチームを組み,ゲーム記録をつけさせたことによって,誰から誰につながった,誰が得点したかが明確になり,パスのつながりを客観的に見ることができました。コート外からも「前に動いて」「○○マークして」という声かけもたくさんできました。本時では,課題が子どもの思いとずれていたのではないかということが議論され,前時から本時へつなぐことや子どもをみとることの難しさを感じました。(則藤 一起)

21:06 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 体育科
2017/04/21

6C 社会「わたしたちの願いと政治のはたらき」

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わたしたちの願いと政治のはたらき
~6C議会 どうする? 未来のまちづくり~

 今年度の社会科部は社会参画を大きく掲げています。本単元でも「6C和歌山長期総合計画」を行政や地域に発信することを見通した授業デザインにすることで,和歌山の明日を担う主権者として,地域の将来を一生懸命考え,当事者意識をもって取り組んできました。
 当日は問題に対していろんな角度から考え,熱心に意見交換をし,深めることができました。和歌山と日本の課題,地域活性化に関わる様々な方々の工夫や努力,予算のあり方など,問い続け学び続ける姿を見ていただくことができました。(梶本 久子)

21:04 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 社会科
2017/04/21

12F 国語「くじらぐも」「お手紙」

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「会話文」の名探偵になろう
~物語の中にいる自分と出会う~

 どちらの学年も「会話文」の名探偵になることを目標にしました。1年生は,3回繰り返される「天までとどけ,一,二,三。」という言葉に焦点を当てて学習を進めました。場面や登場人物の動きの変化によってうまれる,音声表現の変化に気付かせたいと考えていました。もう少し,子どもたちにはくじらぐもが話す「もっとたかく。もっとたかく。」の掛け合いからうまれる音声表現の変化にも目を向けさせたかったと考えています。2年生は,登場人物の会話文が続くところの音声表現の方法を考えさせました。子どもたちは,声の強弱や,読む速さなどで気持ちを表現しようとしていましたが,文と文の間の時間にも目を向けさせたいと考えていました。子どもたちの話し合いでは,【早口で読む】ことと【行間をつめて読む】という考えに少しズレがあったのですが,それをなんとかして分かろうとする子どもたちの姿が見られました。(宮脇 隼)

21:02 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 複式学級
2017/04/21

34F 算数「分数」

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 算数科の授業は「1/4」をキーワードに分数の学習をしました。1/4枚,1/4m,1/4L子どもたちは,この分数をどのようにとらえているのか?同じように見えるこれらの分数の違いを探っていくという授業でした。「あれっ?同じ1/4枚なのに色んな大きさがある。」「1/4mには,1つの長さしかない。」ピザや色テープの大きさを比べる中で,同じように見えていた分数にも何か違い があることに気づいていきます。単純に「分数」という数を眺めているだけでは見えなかった違いが,目に見える 具体物を通して「数」を見ることでその違いを体感していくというねらいで授 業を行いました。量分数と分割分数を比べながら少しずつその違いに目を向けていくことができました。(川村 繁博)

21:00 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 複式学級
2017/04/21

56F 総合的な学習の時間「紀州材のことを楽しく知りつくそう」

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紀州材のことを楽しく知りつくそう
~紀州材元気プロジェクト~

 単元を通して子どもたちは紀州材を中心にして和歌山の良さを発見していきました。研究会当日は,どうしたら紀州材の良さを発信するのかをそれぞれの学年で話し合いました。その後,自分たちに考えを異学年に伝え合いました。ICT機器を活用したりすることで,自分たちの考えを分かりやすく伝え合うことができました。視覚化・共有化はできましたが,焦点化できなかったことが今度の課題となりました。(矢出 大介)

  

20:57 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0) | 複式学級

校長挨拶

 教育研究発表会2016ご参加の御礼

 去る,10月29日(土)に開催いたしました2016年度教育研究発表会は,お休みの日にもかかわらず,和歌山県内外から400名以上の方々にご参加いただきました。お忙しいなか,多数の皆様にご参加を賜りましたこと,心から御礼申し上げます。
 さて,私たち附属小学校では,昨年度より,「問い続け,学び続ける子どもたち」という研究主題を掲げました。そして,今年度は,この研究主題に,「子どもの言葉でつくる授業」という副題を付けることにしました。私たちがこの副題に込めたテーマ性には,次のようないま求められる子どもたちのみとりと支援に関する含意がありました。
 まず第一に,ここでいう「子どもの言葉」には,言語的(バーバル verbal)表現だけでなく,子どもの表情やまなざし,身体表現などの非言語的(ノンバーバル non-verbal)表現を含んでいるということです。だから,私たち附属小学校の教師は,子どもの言葉だけでなく,子どもの表情やまなざし,身体表現に埋め込まれた,声にならない「声」をていねいにみとり,子ども理解を豊かにしていくことを授業で大切にしてきました。
 第二に,「子どもの言葉」をていねいに吟味するということは,子どもたちの言葉が紡ぎ出されてくる文脈(context)に存在している彼ら/彼女らの生活の実相を深く理解するということです。子どもたちは,日々用いている「日常言語」を通して,自らの生活を学校での学びに持ち込んでくるのであり,また,学校での「人工言語」による学び合いと,「日常言語」と「人工言語」の交換を通して,逆に,自らの生活を文化的に太らせ,再構築していくストラテジーを学んでいくのです。私たち教師は,こうした子どもたちの言葉を介した「生活と学校・科学の往還」を理解することが求められているのです。
 第三に,「子どもの言葉」を,一方的に与えられたお仕着せの言葉ではなく,一人ひとりの子どもの個性的な思考と追究から生まれた「自前の言葉」が大切なのであり,自らの実感に裏打ちされた「自前の言葉」として紡ぎ出してくる学びがいま求められているです。だから,子どもの一つひとつの言葉をていねいにみとり,そこに含まれたその子どもの個性的な思考と表現を読み取っていきたいのです。
 第四に,こうした子どもたちの言葉によって,彼ら/彼女らがコミュニケーションと意志決定を行い,対話的・協同的・主体的な学びをデザインし,構成する授業をつくり出していきたいということです。
 私たちは,「子どもの言葉でつくる授業」という副題に,このような研究上の4つの課題意識を込めてきたのです。
 さて,当日は,このようなテーマ性を持った研究主題を受けて,午前中は,22の研究授業と公開授業,15の協議会が行われました。とりわけ,研究協議では,一人ひとりの子どもたちの学びの事実と,そのことをみとり,支援する私たち教師のかかわりの事実を踏まえた上で,研究主題が指摘するところの,子どもたちが自らの言葉で,自分/自分たちの学びを紡ぎ出し,授業をつくり出していく場に教室がなっていたかどうかなどをめぐって,多様な視点から,各々の授業についてのご批評をいただくことができたと思います。協議会の司会や指導助言をお引き受けいただいた先生方には,厚く御礼申し上げます。
 午後には,全体会・研究概要発表の後,今年度,事前研よりご指導いただいてきた慶應義塾大学教授の鹿毛雅治先生に,「子どもの言葉で授業はどう変わるのか」をテーマとして,本校職員とパネルディスカッションをしていただきました。鹿毛先生からは,ご専門の教育心理学の知見にもとづき,本校職員の授業の成果と課題に関わって,参観していただいた子どもたちの学びの事実と結び付けながら,率直にご指摘をいただきました。
 鹿毛先生には,今後とも引き続きご指導をいただきながら,「個」の追究と「質の高い学び合い」の創造に挑む私たちの実践に伴走して下さることを願っております。
 最後に,こうした私たちの取り組みに,今後とも皆様の変わらぬご指導・ご鞭撻をお願いして,御礼の言葉とさせていただきます。

2016年11月28日
     和歌山大学教育学部附属小学校長
                                                        船越 勝

 

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