和菓子職人からわらび餅作りの極意を教えてもらおう(56F)
和菓子職人にわらび餅作りを教えてもらった。わらび餅作りチームの課題として、美味しいわらび餅を作ることができてきたが、今の作り方では多くの人に食べてらうことが難しいと考えていた。そこで、和菓子職人はどのように短時間で美味しいわらび餅を大量に作っているのかを知りたいと考えていた。そこで、わらび餅作りにこだわりをもっている和菓子職に来てもらい、職人技を伝授してもらうことになった。子どもたちが本気でわらび餅作りをしている姿を見て、普段なかなか教えないわらび餅作りの極意まで教えてもらえた。最初に全体の流れを教えてもらい、あとは作業をしながら教えてもらった。また、作業を効率的にすることで無駄な時間を省くことで節約になったり、利益が上がること、それがモノづくりのプロとして大切だと教えてもらった。これは、職種は違うが二日前に来てくれたモノづくりのプロと同じことを伝えてくれていた。今回は、果汁100%オレンジわらび餅・果汁100%グレープわらび餅・沖縄サトウキビ使用の黒糖わらび餅の3種類を作った。自分たちがこれまでしていた作業工程とは異なる職人ならではの作業工程を教えてもらい、実演すると今までよりもずっと早くたくさんのわらび餅を大量につくることはできた。できたわらび餅を切るまでに冷ましていた。その時間に職人が事前に準備してくれていた3種類のわらび餅を食べさせてもらった。私は黒糖わらび餅を美味しいと感じたが、子ども達の人気はオレンジわらび餅・グレープわらび餅に二分していた。職人からオレンジわらび餅・グレープわらび餅を考案した理由は、きな粉が苦手な人にもわらび餅を食べてほしいという願いから始まったと聞いた。また、食べる人の健康にも配慮し、できるだけ安全で自然に近い原料をしようしていることも聞いた。子どもたちも、改めて多くの人に安心して食べてほしいと考えるようになった。わらび餅を作るまでは、順調だったが、思ったよりもできたわらび餅を切って1人分ずつに分ける作業に時間ガかかった。たくさんの人に食べてもらうためには、これも新しい課題となった。できたわらび餅はどれも今まで食べた中で最も美味しいと感じていた。その中で、オレンジわらび餅・グレープわらび餅以外にも何かみんなが喜ぶ味がないのかを探っている子がいた。この日は、午後から授業参観だったため、子どもたちが作ったわらび餅の一部を冷蔵庫で保管し、学級懇談の時に保護者に食べてもらった。保護者の方々もあまりの美味しさに感動していた。