6Aアルミニウムを入れて水よう液を分類しよう
第7・8時 アルミニウムを入れて水よう液を分類しよう
この時間は,アルミニウムを使って水溶液を分類することを目指しました。まずはめあてを共有しました。
めあて:金属を入れて水よう液を分類しよう
その後,各水溶液にアルミニウムを入れるとどうなるのかを予想しました。予想する際に,「アルミニウムが変化する場合と水溶液が変化する場合が考えられる」という意見が出てきました。何を主語で考えるかで変化の捉え方が変わるということです。そのことを全体でも共有し,実験するときにアルミニウムと水溶液の両方に注目して観察するよう伝えて実験を行いました。
【実験結果】
アルミニウムと反応したのは塩酸です。塩酸に入れたアルミニウムは泡を出し始め,最終的には見えなくなりました。また,塩酸はけむりが出てきたり熱くなったりし,最終的に白くにごりました。
また,アンモニアにも泡が出ていることに気付いた人もいました。アルミニウムにも変化があるかもしれないと考え,そのままの状態でおいておきました。2日後,再度試験管を見てみると,アルミニウムが浮き,茶色に変色していることに気付きました。水溶液には変化がないと捉えることができました。
以上をふまえ,この時間の結論を次のように導きました。
【結論】
・アルミニウムをうすい塩酸に入れると,アルミニウムもうすい塩酸も変化した
・アルミニウムをうすいアンモニア水に入れると,アルミニウムが少し変化した