「こうり」じゃないよ,「こおり」だよ。
氷でASOBO。子どもたちは,塩を入れたらいいとかいう情報を仕入れてきて,どうしても入れたいと・・・。さらにビーズや色水,ドライフラワーなどを入れて凍らせようと準備していました。ご家庭でも準備いただいたことだと思います。ご協力ありがとうございました。
僕もどうなるか楽しみなものがあって,予想していたよりいいものができたようで,子どもたちも大変喜んでいました。氷の池に咲いたようなきれいな花。なかなかいい作品ですね。雑巾の上にのっているのですが,言わなければわかりません(笑)。
星のスパンコールが沈み,ビーズが浮いていたので,それぞれ混ざることなく凍ったものもあります。でも,それはそれでいい出来です。向こうに雑巾が写っているのですが,言わなければわかりません(笑)。
中には,塩を入れすぎてなんだか焼き菓子みたいになっているものもありました。手には雑巾を持っていますが,言わなければわかりません(笑)。
この現象を科学的にいうとこんな感じです。塩を入れすぎて凍らせると,塩が溶けきらないまま凍ります。それを取り出して空気中にさらすと,氷が溶ける融解熱と塩が溶ける溶解熱の関係で,取り出した瞬間に一瞬だけめちゃくちゃ冷たくなり,いったんドライアイスみたいな見た目になります。でも,周りの気温が氷をどんどん溶かすので,その一瞬を過ぎると溶けることしかできません。つまり,溶けるはずの氷が塩によってさらに冷やされてさらに凍り,その後また溶けていくために,このような現象(水っぽくない氷)が見られるのです。面白いですね~!(僕だけ?)