ここに立って劇をするのか~
久しぶりの複式タイムでは,2月に公開予定の「バスが来ましたよ(仮)」を上演する会場の下見に行って来ました。和歌山城ホール(小ホール)です。もうすでになにかのイベントで行ったことがある方もおられると思いますし,もしかしたら演奏会などでステージに立ったという方(子ども)も?
僕は仕事柄,ステージの音響とか照明とか気になって仕方がないのですが,ここに書くのはやめておきます(笑)。
さて,ホールに着いた子どもたちは,いきなり舞台裏から通され,楽屋の前を通って下手(舞台に向かって左側のこと)からステージへ。誰もいない客席となんだかちょっと響く自分の声に気分が高まり,目をキラキラとさせていました。担当の方が,声の届き方や目線の送り方,ステージ上での人の見え方などを説明してくださいました。
どこにいても聞こえる声のその人が,「実はこれが喋り声なんです」と普通の声を出したときには,子どもたちが我に返りました。「あれ?わざとあんな声でしゃべっていたんだ!?」劇団員の方なので,子どもたちが驚くのも当然です。とっても音圧のある通る声を,わざと出していたんですよね。