12F実習生との授業 ~その3~

今回は,生活科授業をご紹介!3人ともそうですが,この授業をしてくれた実習生はとても熱心に計画を立てます。あれこれメモして,情報を自分のものにして,子どもたちにとってどんなことが一番いいのだろうと熱心に考えてくれています。保護者の方はもうお見通しかと思いますが,子どもというものは予想外の行動をするものです。「なんで?」ってなりますよね。ゆうてることも時々「?」ってなります。でも,それが楽しい。そんな予測不可能な子どものことをよく考え,みとってくれているように思います。

この学習は,お世話をしようと決めた生き物のすみかを作ろうというものです。1年生は,生き物に慣れ親しむこと。2年生は,お世話をすることが単元の目標です。同じように活動していても,異なる目標各学年の学びがあります。共通テーマで複式授業を作ろうという僕の研究をうまく拾ってくれるのもこの実習生です。

子どもたちは,草むらの中に入り込んで,ダンゴムシやカエルを探します。探しながら,どんなところにいたのかを自然と吸収し,前の時間に図書室の本で見たような情報も合わせて「棲み家」を再現しようとがんばっていました。もちろん,他の虫たちにも目が行きます。池をつつきに行くなど,他のこともしたいし,目に入ったものは追いかけたいし(笑)。

でも,授業の終盤にはなにやら水槽に入っていました。これでこの単元は一区切り。休に時間にはどんな活動に出るのか楽しみです。

この授業より前に,すでに何時間か授業をしてくれている実習生。いつもニコニコ笑顔。子どもたちにできる作業をさせ,間接指導(別の学年に指導に入ること)をするなど,いい動きを見せてくれましたし,学習時間の管理や計画など,若い力に僕も学ぶことが多くあります。

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