12F実習生の授業だ!

実習生の授業が始まりました。3人合わせて1ヶ月の間に21時間ほどしなければならないようで,毎日のように指導案を立て,がんばってくれています。子どもたちの動きというのは,なかなか予測不能なところもあったりして。そして,大人目線で見てしまいがちな教材の捉えであるとか,考え方も子どもに寄せてあげなければなりません。冗談の通じる高学年でもなければ,難しい言葉もNGな低学年ですから,言葉選びでもなかなか大変です。

1年生は,時計の針を合わせるという内容。タブレットに送ってもらった手作り感満点の時計の図に,針を書き込んだり,算数ランドの中にある時計の模型で動きを確かめて時刻をあわせてみたりしていました。5分前にはしっかりと振り返りの時間をとって,なかなかのもんです。

2年生は,「かさ」の単元。どっちが多いのかな?リアルに水を使った授業は,水浸しになって大変なことになるのはわかってはいたものの,やはり上記のように子どもの動きというのは予想を超えてきます。予想以上に水で遊びます(笑)。まぁ,算数ってこんな楽しい時間もあるんだということで今回はいいでしょう(*^^)。結局混沌とした中で,明確な答えも出ずに次の時間につなげます。定量的な計量を学ぶため,そんな答えがでない場面も(失敗を生かした)学びになります。

この授業をした実習生は,某有名テーマパークで身につけたお客さんへの対応力を,子どもたちとの関わりに生かしているように思います。常に相手目線で,ありがとうの言葉を忘れません。本人から聞きましたが,ネガティブに返事をしないということだそうです。教育でも役に立ちますね。

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