真剣な眼差し
複式舞台発表本番!
こないだ,わふとくとの交流のときに披露していたのですが,本番が楽しみだったのであんまり見ませんでした。
この複式舞台発表,和歌山城ホールでは,今年で2回目。でも,歴史たどってみると複式学級という集団を形成してきた,大切な文化があります。僕が知る歴史はそのうちの14年間です。最初は,2月に体育館行われる6年生の舞台発表のうちの1つでした。F組は,1~6年生で発表していました。僕が最初に見たのは大道芸。中国ゴマやスラックラインを上手にこなす様子に驚きました。レベル高くて!その翌年の人形劇も素晴らしかったですし,影絵劇の年もありました。
これは「複式協力プロジェクト」と題して,複式学級での縦割り活動で,1~6年生がみんなで力を合わせて取り組む活動として年間を通して設けられたものでした。
そんな伝統ある複式の取り組みは,昨年度から場所を和歌山城ホールに移して,ホンモノの体験をしながら協力プロジェクトの達成感と学びを味わえる機会へと変化していきました。
今年も満員のお客さん。
もうすぐ始まる!
客席後方の照明ブースでは,舞台上の様子をモニタで見ながら構えています。
はじまった!ナレーターだけを照らす照明をオン!
役者の子どもたちも張り切って演じます。いつもより大きな声でがんばる。
こちらは,音響さん。タブレットに用意してきた効果音や音楽をタイミングよく鳴らします。
ちょっとこわ~い感じのおもしろい話。この黄色っぽいドアが,不気味さを醸し出しているような気がするのは僕だけでしょうか。ミシンの前に座るお化けの演技が真剣で,ぞぞっとしてしまいます。
ドラムを叩くお化けも出てきます。この電子ドラム,どっかで見たことある。
舞台袖では,途中のダンスに合わせてみんなで手拍子をしたり,踊ったり。
背景を変える担当も舞台の袖からタイミングよく画面を切り替えます。
照明を浴びてダンス,かっこいいね~!
最後のポースもきまった(*^^)!
お客さんが帰った後には,片付けをして振り返り。本番といっても,授業の一環です。子供たちにどんな学びがあったのか,みんなで共有し,互いの達成感を高めます。
役者も,それ以外の全ての役割の子供たちもよくがんばりました。僕が近づいて行くと,ちょっと照れた感じでふざけて見せてはいたものの,舞台の上や袖で自分の役割をこなしている真剣な眼差しを,見つけました。