Daiary

覚えてる

 「1~6年生全体で(同じ話を)するのは,難しいよな~。」と言いながら体育館から副校長先生が戻って来ました。子供たちの年齢等により,感じ方も考え方も大きく違うからです。

 それは,人権のこと。

 じゃんけんをして,負けてくださいっていう指示。負けるのが難しいし,なんだか変な気分。それは,じゃんけんは,勝つためにするものだし,パーはチョキに負けるっていう今までの経験で体に擦り込まれた思いや知識があるから。
 昔は,野球は“男がするスポーツ”のようなイメージもあり…という話に,反応の良い子供は「そんなことないのに~!」と言って,体育館が少しざわつきました。

 イメージや思い込みから見る「人権」の話です。今日は人権集会。真剣に話を聞く子供たちの姿がありました。

 6月最後の金曜日は暴風雨でしたが,子供たちの授業はどんどん進みます。

 読み聞かせでは,手元の本を見ながら熱心に聞き入る6年生。
 身の回りの整理整頓。とてもきれいにできたし,素早く取り組めたので,ご褒美のジェスチャーゲームをしている2年生。
 附中生との交流学習の段取りをして,実際の見学がとっても楽しみな4年生。

 今回お世話になる中学3年生は,小学2年生で僕が担任した子供たち。成長した姿が見られ,小学児童との打ち合わせを笑顔いっぱいでしてくれる中学3年生生徒の姿が本当に嬉しい。昨日,中学校の参観に行ったときに,「先生,覚えてる?」と笑顔で問いかける1人の生徒。担任を離れて1年後なのに,「先生と遊んで楽しかった」などと手紙をくれる子供たちを忘れるはずかない(*^^)。

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