ものの温度と体積⑧
最終検証実験!
最終の検証実験を残していました。それは,押収されていた空き缶で実際に実験するというものです。実は,子どもたちの実験や考察の内容によっては,もっと早く(研究会の日など)に渡そうと思っていたのですが,子どもたちの思考の流れがそうではなかったので,結局単元の最後だけになってしまいました。研究会の日,僕の机の下に隠してあったのですが,そんな話にならなかったので,コソコソと改めて“押収”しました。
そんな空き缶での実験です。空気や水を思い思いに入れて,お湯につけてみます。すると,ポンッ!!!っとなかなかの音を立てて栓が飛び出します。スポンジなので当たっても痛くないのですが,その勢いに驚いたのか,子どもたちも少しへっぴり腰気味で空き缶をお湯につけていました。これで,外れた栓が2mも離れたところで発見されていた理由もわかりました。それにしても,空気でもそんなに圧力がかかるほど,体積が大きくなるんですね。
空き缶に水を一杯にして実験していた男の子は,現場検証のときの写真を思い出したのか,「これと一緒や!」と言いながら友だちや僕に見せていました。
長い長い単元,そして事件の謎に迫った「Yeonしぃ~探偵社」のお仕事もこれでおしまいです。3学期は実験が多いので,また子どもたちと何かしかけをしながら楽しみたいと思います。