授業・研究活動理科

ものの温度と体積②

 子どもたちの考えていることを,絵や図にして表す方法(イメージ図)を採用している4Cでは,今回もおなじみのイメージ図をかきました。子どもたちの挙げた要素には,「湯・水・空気・缶」があります。そこで,(「また!?」と子どもたちに言われましたが…)4人の役者が登場です。お湯のゆう子ちゃん,水の水男さん,空気の気子ちゃん,缶の金ぞ君です。
 ボトル缶全体でどんなことが起きているのかの予想図や,自分が焦点を当てて検証実験を行うための要素についてのイメージ図をかきました。

 上の図は,水男さんのイメージ図です。メモ書きによると,水男さんが冷たいときには働いていないそうです。そして,お湯などによって熱を加えられて温かくなることで,働くようになるそうです。ワークシートには,「いらわれて」と書いてあって,和歌山弁に思わずニンマリとしてしまいました。熱に刺激を受けて働くんですね。暖かくなると外で活動しやすくなったり,仕事をしやすくなったりする動物や人間のようで,生活経験をうまく活かしたイメージ図だと感心しました。

 また,この上の図は気子ちゃんです。温めることで気子ちゃんが上に移動し,栓が抜けたと考えたようです。詳しいことは聞けていませんが,気球などをイメージしたものだと考えられます。もしそうであれば,これもよく科学的に考えた図ですね。

 さて,そんな自分たちの思いを確かめるための検証実験をしてみるのが来週です。もしかしたらお家から何やら実験器具や材料を持ち出すかもしれませんが,可能な範囲でご協力よろしくお願いします。

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