理科

2011年度 理科部 教科提案

自然事象の“本質をさぐる”理科の学び

~思考の可視化から省察(せいさつ)する~

 私たちが目にする自然事象は,さまざまな要因が複雑に絡み合いながら表れています。自然事象の“本質をさぐる”ことは,その絡みから自己が課題とする対象の意味を読み解く学びであると考えます。また,本質にたどり着く過程において,背後にある事象や関連づけられる事象についても意識してさぐることが,新たな発見につながり,学びの質が高められると考えています。
 今年度の学校提案のサブテーマは,~自己の変容へとつながる「吟味」~です。理科部では,子どもたちが省察することによって吟味が生まれると考えています。省察とは,省みることであり,自己の変容を知る機会でもあります。省察する子どもを育てることが,「自然事象の“本質をさぐる”理科の学び」につながると考えています。
 
 理科部では,7月の夏季教科等別研修会や11月の教育研究発表会で積極的に情報発信していきたいと思います。

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