提案生活科

2020生活科提案

1.生活科の目標及び育みたい探究力と省察性
(1)生活科の目標
 具体的な活動や体験を通して,身近な生活に関わる見方・考え方を生かし,自立し生活を豊かにしていくための資質・能力を育成する。
(2)育みたい探究力
 身近な人々・社会・自然に関わり,考え,判断し,表現することで,具体的な個別の対象に対する気付きを深め、探究力の基礎を養う。
(3)育みたい省察性
 実際に体験しながら思考や表現を繰り返し、改善策や願いを生む活動を通して振り返り、省察性の基礎を養う。

2.生活科における探究的な学びのイメージ

3.探究力と省察性を育む指導
 子どもが繰り返し関わりたくなるひと、もの、ことと季節や旬を逃さない出合いを演出する。失敗しても何度も繰り返して試す中で、それぞれの子どもが前回とは違った課題を持ち、関わり方が変化していくことと、気付いたことを表現する活動を充実させることで、自己の認識を確かなものにしたり、無自覚だったものが自覚化したりして、気付きの質を高めていくことが、低学年の探究の姿である。さらに、それぞれの気付きの違いに目を向けさせ、感じ方や考えの違いを認識させ、ひと、もの、ことへのよりよい関係づくりを指導し、体験したこと、気付いたことを自分の生活や他の学習に活かせるように支援する。
(1)リアルタイムかつリアルな体験:Real
(2)繰り返し関わり続ける体験:Retry
(3)多様な表現活動の充実:Representation
(4)人との関わりと異質性の認識:Relationship

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