生活科

ぼくらの街の貴志川線12~16

 「もっと乗ってもらえるようにするアイデアを出そう!」ということで,取り組んだ表現活動の時間です。
 まず,相手に伝えるための方法について指導しました。伝える手段は,写真・絵・物・言葉・文などがあることを全体で確認しましたが,左記のほとんどを子どもたちの発表で聞けたのは嬉しかったです。
 ただ写真を見せるだけでは…という10時間目の授業を思い出し,絵・物・言葉もそれだけでは十分でない可能性に触れていました。相互作用を期待し,合わせて表現することや表現の工夫が必要となります。見せるものの大きさ,説明,分かりやすさなど工夫すべき点は多くあるからです。
 そこで,子どもたちには,自分で伝える目的に合わせた方法を選べるように指導しました。写真を印刷する子ども,ロイロノートを活用して書き込んで大きくスクリーンに映す子ども,自分の思いをこめた絵を描いて説明しようとする子ども,実物や工作を見せようという子どもなど様々です。一人一人に表現のための支援をしながら作業を進めさせました。

 工作をする子どもが多いのですが,せっかく撮影してきた写真を使う子どもも多くいます。しかし忘れたくないのは,インタビューや質問で得た情報です。「貴志川線で働くSさんの話では…。」や「お客さんが…。」のような内容を盛り込めることを期待して支援しました。

 左の写真は,線路を再現していあす。「なんで,線路作ってるの?」と聞くと,一瞬「うっ!?」と返答に困っていましたが,しばらくして改めて聞くと,「安全のために柵を設けているところを再現した」という内容を話していました。働く人の工夫を捉える視点は様々です。
 一人で黙々と取り組んでいる子どももいました。たくさんの工夫を写真と文字で表現し,画用紙を何枚も用いて作成していました。作業の効率は,一人のほうが上がります。
 売店の商品に値札を付けたり,カフェのメニューを考えたりしているのは,やはり女の子です。昨年取り組んだ色水をヒントに,お客さんが喜んでくれそうな飲み物を考えているとのことです。「たまジュース」も考えているようで,ピンク色の液体に何か浮かんでいます。ピンク色にしたのは,いちごミルクのようです。貴志駅のある貴志川町の名産でもあるいちご…いちご電車を意識して考えたのであれば大変興味深いものです。うめ星電車を意識したのか,おにぎり梅弁当ができていたことに大きな期待を感じあす。

 また,教室後方のロッカーに展示場を設けました。お土産展示コーナー・パンフレット展示コーナー・貴志川線絵手紙展示コーナーです。

 「先生!家で考えて来ていい?ノート持って帰るで。」「材料,持って帰って作ろ~っと!」「もっとアイデイア書いてもいい?」と,一生懸命な言葉と子どもたちの熱意がとても嬉しいです。下の写真のように,下校時刻ギリギリまで一生懸命作っている様子も見られました。

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