授業・研究活動生活科

ぼくらの街の貴志川線7~9

 この3時間は,伊太祈曽駅で行われる貴志川線電車教室にしました。出発の和歌山駅では,駅の中をゆったり歩きながら貴志川線のホームに向かいました。

切符売り場では,たまちゃんがボタンを教えてくれたり,9番線まで道案内をしていたり。貴志駅だけではなく,いろいろな工夫がありました。僕自身,たま電車には久しぶりに乗りましたが,「これでもか!」と,たまがあちらこちらにいるのには,改めて力の入れ様が伝わります。「ここにもいてる~!」と駅の地下道で嬉しそうにしている子どもたちです。

 昨日の見学では,台湾からの観光客の団体さんに,2グループも出会いました。ちょっと話を聞いたのですが,そんなに「たま」を知っているというわけではなく,うめぼし電車やたま電車などの珍しい電車に乗ることが目的のようです。もちろん,たまに会いに来た人も多くいました。
 電車教室では,洗車体験や車両基地・運転台の案内,質問コーナーを用意してくださっていました。うめぼし電車で洗車体験なんて贅沢な感じがします。子どもたちは,たっぷり質問しましたが,友だちの質問を聞いているとまだまだ聞きたいことがあるようです。また取りまとめて,聞いてみたいと思います。今回の学習の意図を知っている教室担当のお二方は,質問に丁寧に答えてくださいました。
車両基地では,おも電が4年に一度の定期点検でバラバラにされていたり,職場体験の附中生がマナーについて説明してくれたり…。様々な体験をしました。

 今回も大勢の保護者の皆様に子どもたちの安全を見守っていただきました。にありがとうございました。

 見学は終わりましたが,生活科の学習はまだまだこれからです。工夫を表現し,伝え,また考え,さらに表現できるよう,支援したいと思います。

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