授業・研究活動生活科

なか2Cおもちゃ工場①&②

「材料に触れる・設計図を書いて見通しをもつ」

 今回のおもちゃ作りには設定があります。子どもたちは,「なか2Cおもちゃ工場」で働く研究員です。使わなくなったもので,電気などを使わずに動かせたり,音を鳴らせたりするおもちゃを生み出すという研究命令が出ています。ちなみに「なか2C」の“なか”は,仲良しの「なか」で,「なかに~し~=中西(担任)」とはちがいます。

 1時間目は,自分や友だちが持って来た材料に触れる時間を設定しました。材料を手にして嬉しそうに語り合う姿が見られました。
 教科書を参考にして見通しをもたせると同時に,研究命令の「動く」「鳴る」を確認しました。また,みんながおもちゃで楽しめる“フェス(タ)”を開催するという目標を確認し,設計を始めました。

 2時間目は,設計図をかきます。子どもたちが活動するのは,「コミュニケーション・テーブル」という六角形の低いテーブルです。6人が頭を突き合わせて話すことができ,共同の作業台にもなります。移動可能で,片付けなくても普段の学習机で別の学習活動ができます。

 設計図をかく段階になっても,子どもたちがとても楽しそうに語り合っていました。一人で考えていると,どんなものを作ろうかと悩んだり,迷ったりしますが,友だちの設計図を目の前にすることで,そこには,ヒントだけではなく安心感があるのではないかと考えました。

設計図↓

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