生活科部研究テーマ
2014年度 生活科部研究テーマ
「主体的に活動・体験し,気付きの質を高める生活科」
本年度の生活科部では,上記のテーマを設定し,子どもの思いや願いに沿った活動・体験をすすめること,生まれた気付きを意味づけたり,関連付けたりしながら,深化させていくことを研究の柱にしました。
生活科では,子どもが身近な環境と直接かかわる活動や体験を楽しむことを大切にしています。文字や音声言語による認識よりも,活動・体験によって認識を深めるという特徴があるからです。見聞にとどまらず,触ったり,においをかいだり,味わったりして対象に向き合うような活動をさせたいと考えています。
同時に,表現活動にも重点をおきたいと思います。活動する中で様々な気付きがあり,それらについて言葉や絵・動作・劇化などの多様な方法で表現すさせることで,生み出した気付きを自覚することにつながると考えたからです。
特に大切にしたいのは,子どもたちの「やってみたい!」「もっとやりたい!」を引き出す環境をどうつくっていくかということです。子ども一人一人をみとりながら,単元の導入や構成・一時間授業に工夫を凝らしていきたいと思います。