校内研の振り返り②(5年音楽♪)
今までは,耳には入ってきていたものの,互いのグループの演奏をきちんと聴き合ったことがなかったので,ここで,互いに聴き合う時間をつくりました。演奏グループは,グループで工夫したところやきいてほしいところを言ってから演奏します。聴くときは,工夫したところやきいてほしいところが演奏で表現できているか,最後まで楽しめる演奏になっているかという視点で聴きました。
<各グループの工夫したところ・きいてほしいところ>
1グループ 全員でするところ 7回目と8回目に続けて1人(ソロ)でするところ
2グループ 1回目の木琴のソロ 音の大きさ(強弱)
太鼓とタンブリンは一緒にするようにした
3グループ ありがちなところからさけた 音の大きさを工夫した 最後全員でやらない
4グループ 繰り返しを多く入れた 全体を大きく3つのまとまりに分けて考えた
<聴いた感想>
1グループ ・小太鼓,タンブリンを小さい音にして,他の音がきこえるようにしていた。
・音がきれいだった。
2グループ ・1回目の木琴の音をだんだん大きくしていくのが良い。
・木琴のソロがかっこいい。
・最後,全員でやっていて良かった。
3グループ ・全体的に音が大きくて,ムードを盛り上げていた。
・あえて最初全員で,最後全員じゃないところがいい工夫。
4グループ ・最後のタンブリン特大で良かった。(強弱が強かった)
この聴き合う場面で,いい意見が出されていたのに,焦点化して話し合わせることが出来なかったのが反省点である。協議会でも出されたことであるが,ここで「全員で演奏するところがどのグループにもあるけれど,全員ですることの良さ,意味は何なのだろう?」「ソロがかっこいいって思うのはどうして?」など,もう少し立ち止まりながら話を焦点化させていくと,さらに学びが深まったと考える。