●授業の概要

　まずは，「ラ　バンバ」の音楽に合わせて，みんなで円になって手拍子でリズム打ちをしました。ノリの良い音楽に合わせて体を動かします。音楽室にあるマラカスを持ってくる子も・・・♪メキシコの音楽にのってきたところで，前時の続きに入ります。

パートの重ね方を考えた拡大ワークシートを見ると，３グループが何やら書き込みをしています。よく見ると，小太鼓のパートの所に「大」「小」の文字があります。「大・小って何かな？」と３グループさんに尋ねると，「強弱を考えた」とのこと。実際に子どもたちには，強弱をつけて小太鼓や木琴，鉄琴の音を出してもらいました。以前に学んだことを覚えていて，バチの持つ位置を変えたり，マレットの種類を変えたりすることで音が変化することを確認し合う姿が見られました。

前時では，どのグループも一通り音の重ね方を考え，一度演奏することが出来ていました。そこで，前時に演奏してみてどうだったかを振り返り，変更するところがあればしても良いことを伝え，再び，グループ活動へ。実際に音を出して表現することが大事なので，拡大ワークシートを使って工夫を考えられたグループはもう一度演奏してみます。何度も同じようなことを繰り返しているようですが，演奏することの意味が一回一回違えば，その積み重ねがより良い音楽を表現することにつながっていきます。