総合的な学習の時間授業・研究活動

過去から未来を予想しよう

ICT活用授業研究会の振り返り
第4学年 総合的な学習の時間
「過去から未来を予想しよう」~私たちの生活を豊かにするデータの活用~
  授業者 力津 隼拓

●授業づくりの「しかけ」
(1)自分事になる課題を設定する
本時における探究の質を高める場面は,課題解決のために,グループで必要な情報を集め,分析していく場面である。この場面を生むためには子どもたちに1時間のゴールを意識できるような課題を設定する必要がある。子どもたちがやってみたい,調べてみたいと思えるような自分事になる課題を設定することが必要だと考えた。そこで,本時では授業を行った季節(冬)に関連して,「今年,学校で暖房機器が使用できる期間はいつからいつまでだろうか。」という問いから,本時の課題を設定し,課題解決に向けて主体的に情報収集したり,情報分析したりする姿を引き出していく。課題を自分たちで設定することで本時のゴールを意識することにつながる。ゴールを自覚することで,課題解決に至るまでの過程を想定することになり,自分には何が足りないのかを分析しながら情報の収集や分析を繰り返すことにつながっていくだろうと考えた。

構想シート本時案はこちら(PDF)
振り返り全文はこちら(PDF)

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